生ごみから土づくり~いのちのめぐり~第1回

堆肥たいひ講座こうざなまごみからつちづくり~いのちのめぐり~」のだい1かいを、7がつ18にち開催かいさいしました。

参加者さんかしゃは、17めいうちどもは4めい)でした。
この講座こうざは、なまごみ(野菜やさいクズなど)から堆肥たいひつくり、ごみの減量げんりょうをしながらいのち循環じゅんかん微生物びせいぶつはたらきなどをまな講座こうざです。

今回こんかい講師こうしは、大阪市おおさかしエコボランティアの 小川おがわ 咲恵さきえさん と 石川いしかわ 由紀子ゆきこさん です。

まずはじめに、
講師こうし小川おがわさんより、いのちのめぐり(循環じゅんかん)について説明せつめいがありました。

自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんはたけでは、野菜やさいそだて、そだわった「残渣ざんさ」で堆肥たいひつくり、また野菜やさいそだてます。

そこには、たくさんの食物連鎖しょくもつれんさがあり、「堆肥たいひ」はつちなかにいるバクテリアや微生物びせいぶつなどによってつくられていくことをまなびました。

つちなか微生物びせいぶつ、バクテリア、きんなど、いろんな名前なまえがあってわかりにくいので、この講座こうざちゅうはわかりやすく全部ぜんぶまとめて「きんちゃん」でおはなしていきました。

はなしのつぎは、
いよいよ堆肥たいひづくりに挑戦ちょうせんです。

農事のうじ小屋ごや参加者さんかしゃったなまごみやちかくの小学校しょうがっこう八百屋やおやさんからゆずけた野菜やさいクズをきんちゃんがべやすいおおきさにこまかくっていきました。

※タマネギのかわさかなほねなどは分解ぶんかいしにくいので注意ちゅうい

よくつぶしたほうが、はやく「堆肥たいひ」になるため、った野菜やさいをシートにつつみ、さらにうえからみつけました。

つぶした野菜やさいをパレットにうつし、こめぬか、くんたん、ヨーグルトやぬかどこなどの乳酸菌にゅうさんきんわった納豆なっとう容器ようきみずいたもの(納豆菌なっとうきん)、黒糖こくとうやきびとうれてよくぜました。

わせたものをはたけ堆肥たいひはこび、昨年さくねんつくった堆肥たいひ交互こうごれていきました。最後さいごに、くさとわらをかぶせ、みずはいらないようにシートをかけて1週間しゅうかんかせました。

1週間しゅうかんに、再度さいどぜますが、どのようになっているかたのしみです。

室内しつないもどってからは、自宅じたくでできる「ダンボールコンポスト」づくりをおこないました。

ダンボールコンポストとは、ダンボールはこ手作てづくりした「なまごみ堆肥たいひ容器ようき」です。

ダンボールばこなか微生物びせいぶつみやすい環境かんきょうととのえると、微生物びせいぶつなかれたなまごみをどんどん分解ぶんかいしてくれます。えないほどちいさな微生物びせいぶつ糸状菌しじょうきんやバクテリアなどの細菌さいきん)によって活発かっぱつなまごみが分解ぶんかい減量げんりょうされ、安全あんぜん堆肥たいひができます。

今回こんかいは、ピートモス、くんたんこめぬかを使用しよう土台どだいつくります。

※ピートモスのかわりに、バーク堆肥たいひ腐葉土ふようどでもつくることができます。

ビニルぶくろなかに、上記じょうき材料ざいりょうれ、空気くうきみながらぜます。

そして、みずれ、にぎったらふたつにれるくらいのかたさに調整ちょうせいします。

あとは、自宅じたくで、以下いか手順てじゅんおこないます。

① ビニルぶくろなかをダンボールばこうつす。
乳酸菌にゅうさんきん納豆菌なっとうきんなどをれる。
洗濯せんたくネットやぬのをかけて、直射ちょくしゃ日光にっこうたらないところにく。
かく家庭かていなまごみをれ、よくぜる。
⑤ ④を7がついっぱいまでかえす。

POINT!
・1にちくわえるなまごみのりょうは200g以下いか
・ダンボールのしたくうかんがあったほうがいい
みずおおれすぎたらこめぬかで調節ちょうせつする

今回こんかい堆肥たいひ講座こうざは、自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん講座こうざとしてもはじめての講座こうざとなりました。
どんな結果けっかになるかたのしみです。

質問しつもんは、eco-sq@naniwa-ecostyle.net までおねがいします。

次回じかいは、9がつ5にち(日)にちに、はたけ堆肥たいひ使つかってたねまきとダンボールコンポストの相談会そうだんかいおこないます。