【レポート】小学校指導者向け研修「環境教育に『おおさか環境科』を活用しよう」(第1回)

 2がつ19にち(金)きんに、大阪おおさか市内しないしょう中学校ちゅうがっこう教職員きょうしょくいん対象たいしょうとした、小学校しょうがっこう指導者しどうしゃ研修けんしゅう環境かんきょう教育きょういくに『おおさか環境かんきょう』を活用かつようしよう」(だいかい)を開催かいさいしました。 講師こうしは、たまご環境かんきょう教育きょういく研究所けんきゅうじょ代表だいひょう後藤ごとう清史きよしさんです。

 この研修けんしゅうは、総合的そうごうてき環境かんきょう教育きょういく企画きかくできる指導者しどうしゃ育成いくせい目的もくてきとした、ぜんかい連続れんぞく講座こうざです。 当初とうしょ自然しぜん体験たいけんまじえた対面たいめんしき研修けんしゅう予定よていでしたが、新型しんがたコロナウイルス感染症かんせんしょう拡大かくだい防止ぼうし対策たいさくによる緊急事態きんきゅうじたい宣言せんげん発出はっしゅつにより、急遽きゅうきょオンライン講座こうざ変更へんこうさせていただくこととなりました。

だい1かいのテーマ:「環境かんきょう教育きょういく面白おもしろい!」】

 まず、環境かんきょう教育きょういく基礎きそ知識ちしきなど概念的がいねんてきなおはなしからはじまりました。環境かんきょう教育きょういく目的もくてきは、「環境かんきょう人材じんざい育成いくせい、つまり、環境かんきょう問題もんだい主体的しゅたいてきかかわる人材じんざいそだてること」であり、「環境かんきょう教育きょういくまなびを最大化さいだいかするためには、個々ここ学習者がくしゅうしゃ尊重そんちょうされ、心身しんしんともに安全あんぜんでいられる環境かんきょうもとめられる。」との説明せつめいがありました。

 つぎに、アイスブレイクで自己じこ紹介しょうかいをしました。画面がめんしでもつたわりやすいように、なるべくおおきなリアクションをとって、参加者さんかしゃ同士どうしのコミュニケーションをはかりながらすすめていきます。

 つぎは、ワークショップです。まず、用紙ようしに「苦手にがてもの苦手にがて理由りゆう」、「きなものきな理由りゆう」をき、「それらのもの学校がっこうにいるとしたらどこにいるだろうか?」また、「そのきものがそこにつづけられるためにはどう環境かんきょうととのえればよいか?」をかんがえて、学校がっこう模式図もしきずえがいていきました。

 今回こんかいはオンラインのため個人こじんかんがえましたが、本来ほんらいはグループでいろいろな意見いけんいながらつくげていくワークになります。また、副読本ふくどくほん「おおさか環境かんきょう」3・4年生ねんせいだいしょうのまわりのものつけにかけよう」にも掲載けいさいされている、 実際じっさい校庭こうていものさが体験たいけんプログラムなども紹介しょうかいしていただきました。  

 ものさがしは、どんなものがいたかを調しらべるだけでなく、「そこでなにをしていたか?」「なぜその場所ばしょにいたのか?」「どんな環境かんきょうてきしているのか?」など、どもたちのづきをうながすような指導しどうをすることがじゅうようとのおはなしがありました。

 最後さいごに、次回じかいだいかいまでに「できるだけ自然しぜんけて日々ひびごすこと。」と宿題しゅくだいされて、だいかい研修けんしゅう終了しゅうりょうしました。

 アンケートより、「オンラインでも画面がめんしにかおえるし、発言はつげんする機会きかいおおかったので、参加者さんかしゃ意識いしきたかまった。」との感想かんそうをいただき、先生方せんせいがた交流こうりゅうはかることができた充実じゅうじつした研修けんしゅうとすることが出来できました。