【レポート】みんなでつくる観察園講座(2月 雑木林・実生林)

 2月6日(土)に自然体験観察園講座「みんなでつくる観察園」を実施しました。第11回のテーマは【雑木林・実生林】です。
 今回は、新型コロナウィルスの緊急事態宣言発令に伴い、Zoomを活用したオンラインで実施しました。参加者は13名でした。
 講師は、 大阪市立環境科学研究センター桝元慶子さんと大阪市エコボランティア忍喜博さんです。

 はじめに、桝元さんから「観察園講座の意義、SDGsを意識して活動しましょう」と題してSDGsについての話がありました。

 SDGsには、17のゴールと169のターゲット、及び244のグローバル指標が決められています。

 SDGsにある、貧困の改善や教育の提供、持続可能な企業活動などの社会や経済に関わるゴールは、海や陸の生物の豊かさ、水の大切さや気候変動への対策など、自然にかかわるゴールが基盤となっていて、それらをないがしろにすれば、社会や経済のゴールの達成すらできません。

 2018年秋に大きな台風が来て、クヌギやコナラなど大きな木が何本も倒れました。それら倒木を林内に置いて、昆虫やキノコなどにより、分解されて土に返っていく過程を観察できるようにしました。倒木も大切な教材です。
 また、朽ち木ビオトープには、落ち葉や枯れ枝をためて、虫や小動物のゆりかごとなっています。

 次に、“葉っぱで樹種がわかるかな?”と題して、クイズ形式で参加者の皆さんと対話しながら 実生林の樹木について学びました。
 みんなで実生の樹木を見守っていきましょう。

1 クスノキ
2 アキニレ
3 コナラ
4 イヌビワ
5 ムクノキ
6 マグワ
7 サクラ
8 ネムノキ
9 トウネズミモチ
10 センダン
11 エノキ
12 クヌギ

 次に、忍さんから「実生創生ゾーンのなりたちについて」お話がありました。

 雑木林内が踏み固められ通路にされてしまったところがあり、さらに台風で、近くの大きなコナラが倒れたことから、乾いて固くなった部分を実生の苗によって林として復活させるプロジェクトです。

 講座終了後に実施したアンケートでは、
・(講師)双方向のやりとりができるような講座を心がけました。全員の方とお話ができなかったところはありますが、みなさんに感謝いたします。
・(参加者)この動きにくい時期にZoomで講座が聞けたのは大変良かったです。
などの意見をいただきました。

 次回は、3月6日(土)、テーマは“ため池・水路“です。2月と同様に、オンライン講座になります。