【レポート】みんなでつくる観察園講座(1月 野草広場)

 1がつにち(土)自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん講座こうざ「みんなでつくる観察かんさつえん」を実施じっししました。
 だいかいのテーマは【野草やそう広場ひろば】です。今回こんかいは、野草やそう広場ひろば再生さいせいんでいる大阪市おおさかしエコボランティアのほう12めい参加さんかしておこなわれました。
 講師こうしは、大阪市おおさかしエコボランティアの桝元ますもと慶子けいこさんと北川きたがわちえこさんです。

 自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんは、生物せいぶつ多様性たようせい関連かんれん施設しせつとして位置いちづけられています。また、来園者らいえんしゃ自然しぜんしたしみ多様たようものかかわりいをまなべるでもあります。
 そこで、今回こんかいは、来園者らいえんしゃに“いろいろなもの観察かんさつできること”“観察かんさつえんものでいっぱいにするために工夫くふうすること”“エコボランティアがそのささえとなっていること”をつたえるための看板かんばん作成さくせい設置せっちすることにしました。

 ただたんに、事物じぶつ案内あんないだけでは、看板かんばんとはえません。目的もくてき方法ほうほうがイメージできるようなキーワード(メッセージ)が必要ひつようです。そんなメッセージを看板かんばんにしててます。

 大阪市おおさかしエコボランティアの維持いじ管理かんり作業さぎょうにおける野草やそう広場ひろば再生さいせいでは、つぎのことにをつけて活動かつどうしています。
四季しき折々おりおり野草やそう観察かんさつできる場所ばしょにするために、たね草丈くさたけ調節ちょうせつする。
探検たんけんみち沿ってくさをかきけながら、野草やそうだけでなく昆虫こんちゅうなど様々さまざまもの観察かんさつできるようにする。
急激きゅうげき環境かんきょう変化へんかこすような全域ぜんいきみはしない。

 維持いじ管理かんりのポリシーが共有きょうゆうできたところで、看板かんばんづくりをはじめました。
①メッセージをパウチします。
②パウチしたメッセージをボードの両面りょうめんテープでけます。
③メッセージは表面ひょうめん裏面りめんともにり、しっかりと空気くうききます。

 つぎに、野草やそう広場ひろば看板かんばん設置せっちしました。
看板かんばんえやすいようにフィールドをととのあなります。
②かけやでしっかりとみます。

 探検たんけんみちぐちは1かしょです。くいとロープに沿って一方いっぽう通行つうこうあるきます。

 全部ぜんぶで11ほん看板かんばんちました。看板かんばんにはつぎのようなメッセージがあります。
探検たんけん路外ろがいへはまないでください。
野草やそうったりしないでください。
野草やそう広場ひろば学習がくしゅうです。
斜面しゃめんりないでね。

 参加者さんかしゃのアンケートから一部いちぶ紹介しょうかいします。
野草やそう広場ひろば全体ぜんたいコンセプトをふまえて看板かんばん設置せっちができた。」
「SDGsのこともまなべて有意義ゆういぎでした。」
植物しょくぶつ名前なまえをもっとおぼえたい。」
野草やそう広場ひろば実生みしょうりんなど管理かんり方法ほうほう順序じゅんじょだててることができた。」

 次回じかいは、2がつにち(土)場所ばしょは“実生みしょうりん雑木林ぞうきばやし“です。

※ 2がつにちは、新型しんがたコロナウイルス感染症かんせんしょう拡大かくだい防止ぼうしのため、オンラインで講座こうざ開催かいさいします。