【レポート】「3R活動べんきょう講座」@大阪府立茨田高校

 10月29日(木)に、鶴見区の大阪府立茨田高校で「3R活動べんきょう講座」を開催し、3年生14名が参加しました。  
 講師は、岡見厚志さん(World Seed代表理事、天神祭ごみゼロ大作戦実行委員会 事務局長)です。

 講座ではSDGsの概要説明から入り、3R のReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル) の考え方の順番の説明がありました。
 そして実際の具体例として天神祭の時に撮影されたごみの写真が複数挙げられ、最終的に回収されたごみの種類別の割合が説明されました。

  飲料関係のごみが一番多いようですが、天神祭の開催中は段ボールがあればすぐそこにごみが捨てられて人の高さ近くにまでもなってしまうこともあり、更にソファーやポータブルプレイヤー、蛍光灯が捨てられていることもあるとのこと。いわゆる家庭からの便乗ごみの実態も説明されました。それは何故起こるかという質問に、生徒さんは「引き取ってもらうのにお金がかかるから。」と回答していました。

  そこで、どうすれば天神祭のごみを減らせるのか、自分個人で考えたあと、3~4人のグループになって話し合いました。

 話し合ったあと各グループの代表が発表した内容は、以下のようなものがありました。
・怖い警備員を配備する
・商品の持ち帰りをやめてイートインのみにする
・定位置にごみを捨ててくれた人には割引券をプレゼント
・容器をリユースできるものに変えて、更にそれも持って帰って処分する
・ごみを捨てる場所を限定する
・使用食器を食べられる器にする
・ごみ箱を増やす
・かわいい女優さんやイケメン俳優をエコステーション(ごみ分別場)に配備して3Rを促す

 様々な案が出ましたが、実際に天神祭りごみゼロ大作戦で行われているのは、「エコステーションの配置」「リユース食器の使用」「ごみ拾い=最終手段」の3つの事業であるとの説明がありました。自治体などによって集め方や考え方が違い、それぞれに悩みなどもあるようですが、天神祭はごみ問題については他自治体における同様のイベントに比べてごみ管理の仕組みがあり、ごみの分別収集がうまく出来ているというお話もありました。

 生徒からの「あえてごみ箱を無くすとどうなると思いますか?」との質問に先生は、「持ち帰ってもらうという考え方の選択肢もあったが、 帰路の途中で捨てられる可能性が有る。コンビニは祭の期間中はごみ箱を封鎖しているところが多く、次のスポットとして駅のごみ箱が被害を受けるであろう。」と回答し、生徒たちは納得した雰囲気でした。

 その他にも、ユーモアに溢れた質問が多々ありましたが、今回学んでみんなで考え回答した内容を基に、学校でも引き続きごみ減量に取り組む旨を表明してくださいました。今回のワーキングが次へとつながっていくことに期待されます。