★10月草木の日が、10月24日（土）に行われました。

　好天（こうてん）に恵（めぐ）まれて、参加者（さんかしゃ）は13名（めい）となり、集合（しゅうごう）場所（ばしょ）のなにわECOスクエアの玄関（げんかん）前（まえ）は朝（あさ）から賑（にぎ）やかになりました。
　今回（こんかい）は「ひっつき虫（むし）の色々（いろいろ）」をテーマに、植物（しょくぶつ）のタネの散布（さんぷ）方法（ほうほう）の一（ひと）つである動物（どうぶつ）などにくっついて子孫（しそん）を広（ひろ）げる植物（しょくぶつ）の様子（ようす）を観察（かんさつ）しながら、後半（こうはん）の工作（こうさく）に使（つか）う材料（ざいりょう）を集（あつ）めに出発（しゅっぱつ）しました。

　 最初（さいしょ）は、野草（やそう）広場（ひろば）付近（ふきん）で「ヤブカラシ」の観察（かんさつ）や黄色（きいろ）い小（ちい）さな花（はな）を咲（さ）かせていた「コセンダングサ」、紅紫（こうし）色（しょく）の花（はな）の「イヌタデ」、種（たね）に2本（ほん）のヘアピン状（じょう）の苞（つと）がある「イノコヅチ」などの観察（かんさつ）を行（おこな）いました。

　ため池（いけ）の脇（わき）では、ササの葉（は）に似（に）ている葉（は）が縮（ちぢ）れていることからのその名前（なまえ）になった「チヂミザサ」の観察（かんさつ）を行（おこな）いました。３本（ほん）の赤（あか）くて長（なが）い毛（け）（ノギ）から粘液（ねんえき）を出（だ）してくっつきやすくなるのを体験（たいけん）しました。

　水田（すいでん）の土手（どて）では、四（よ）つ葉（ば）のクローバーに似（に）た「デンジソウ」の説明（せつめい）もありました。
　「昔（むかし）はよく見（み）られたけど最近（さいきん）はめったに見（み）ない」とのお話（はなし）に、大切（たいせつ）にしなければならないと学（まな）びました 。

　 気（き）づいたら衣服（いふく）にくっついている「アレチヌスビトハギ」は、ひっつき具合（ぐあい）が強烈（きょうれつ）で剥（は）がしにくいことで有名（ゆうめい）ですが、萩（はぎ）に似（に）た可愛（かわい）い花（はな）を咲（さ）かせます。

　研修（けんしゅう）室（しつ）に戻（もど）り、殻（から）斗（ます）を容器（ようき）に見立（みた）てた「花（はな）かご作（づく）り」に挑戦（ちょうせん）です。
　簡単（かんたん）にできるので、あっという間（ま）に完成（かんせい）して２個（こ）目（め）、３個（こ）目（め）に挑戦（ちょうせん）する方（ほう）もいました。お互（たが）いの作品（さくひん）を見（み）せ合（あ）いながらの交流（こうりゅう）も行（おこな）いました。