<レポート>幼児期指導者向け研修②「こどものための環境教育」

  10がつ20にち(火)に、なにわECOスクエアで、大阪おおさか市内しない就学しゅうがくまえ施設しせつ教職員きょうしょくいん対象たいしょうにした、幼児期ようじき指導者しどうしゃ研修けんしゅうだいかい開催かいさいし、15めいほう参加さんかいただきました 。
 講師こうしは、つづき、たまご環境かんきょう教育きょういく研究所けんきゅうじょ代表だいひょう後藤ごとう 清史きよしさんです。

 だいかいのテーマは、「えん活動かつどう環境かんきょう教育きょういく視点してんれよう」です。えんでの日常にちじょうなかにある環境かんきょう教育きょういくさぐり、さまざまなアクティビティ体験たいけんとおして、環境かんきょう教育きょういくでの保育者ほいくしゃ役割やくわりについて理解りかいふかめました 。

 最初さいしょに、参加者さんかしゃに「どのような1にちにしたいか?」「環境かんきょう教育きょういくのイメージは?」など、それぞれのおもいをいてもらいました。そして、アイスブレイクのあと自己じこ紹介しょうかいまじえながら研修けんしゅう目的もくてき共有きょうゆうおこないました。

 そのあと屋外おくがいてアクティビティ体験たいけんをしました。「ちいさくまれておおきくな~れ」は、きものがたまごから成長せいちょうしていく過程かてい表現ひょうげんするもので、グループにかれて発表はっぴょうしました。
    

 おひる休憩きゅうけいあと室内しつないで、環境かんきょう教育きょういく目的もくてきなど基礎的きそてきなことを解説かいせつしていただきました。
 講義こうぎあとは、ふたた屋外おくがいでのアクティビティ体験たいけんです。

 「サウンドマップ」は、五感ごかんませて自然しぜんおとをよくき、画用紙がようし自分じぶんかんじたとおりのくという、自然しぜんおと表現ひょうげんする体験たいけんでした 。
 食料しょくりょうをめぐる「リスの競争きょうそう」は、中央ちゅうおうに、リスのエサに見立みたてたボールをき、かくグループの代表者だいひょうしゃ自分じぶん陣地じんちかえるゲームで、エサを4つあつめたグループがちですが、べつのメンバーがほか陣地じんちからエサをうばったり、阻止そししたり、チームワークをやしなえるたのしいゲームでした。
 そして、「ミラーマン」は、二人ふたりくみになり、かがみのようにおなうごきをするパントマイムで、相手あいてうごきにわせるむずかしいゲームでしたが、わざとむずかしいポーズをって相手あいてこまらせたり、面白おもしろいポーズで相手あいてわらわせたりして、コミュニケーションをはかるうえでとてもたのしいアクティビティ体験たいけんでした。

 室内しつないもどり、休憩きゅうけいをはさんだあと自分じぶんゆびをスタンプわりにしてアリのいたり、さかな製作せいさくをしました。最後さいごに、グループごと体験たいけんしてづいたことなどをはない、質疑しつぎ応答おうとうあと講座こうざ終了しゅうりょうしました。

 アンケートには、「環境かんきょうについていろいろかんがえたりまなぶことができてかった」「保育士ほいくしれやすいゲームや製作せいさくまなぶことができてよかった」「明日あしたから実施じっししてみたい」などの意見いけんおおく、大変たいへん充実じゅうじつした研修けんしゅうとなりました。

 次回じかい研修けんしゅうは、 2がつ16にち(火)です。場所ばしょは、今回こんかいおなじなにわECOスクエアです。「身近みぢか自然しぜんでできる環境かんきょう教育きょういく」をテーマに、自然物しぜんぶつ利用りようした環境かんきょう教育きょういく体験たいけんします。