<イベントレポート>鶴見緑地の鳥さがし 秋

10月19日(土)、鶴見緑地の鳥さがしの第3回目(秋)が行われました。
講師は、前回に続き、大阪市エコボランティアの平野友昭さんです。
本日のコースは、カモが渡ってきている大池に最初に行って、そこから花の谷を通って、なにわエコスクエアに戻ってくるコースです。

まず、なにわエコスクエアの入り口で、双眼鏡のピント合わせをします。
雨雲レーダーによると、もうすぐ雨が降り出すとのことなので、さっそく大池に向けて出発します。

大池に行く途中、ヒヨドリやスズメ、ハシボソガラス、ドバトなどの鳴き声や姿を観察することができました。
大池を見渡す場所に出た頃に、とうとう雨が降ってました。

大池では、数種類のカモや、カワウ、アオサギ、コサギを見ることができました。
カモは、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロでした。
空には、1羽のトビが飛んでいました。

大池の対岸にある木のてっぺんには、大阪府の府鳥であるモズが止まっていました。
じっと止まっているので、倍率の高い拡大鏡を交代しながら覗いて、観察しました。

大池を後にして、花の谷を通って、なにわエコスクエアに戻りました。
今日は、講師の平野さんから、各場所へ移動する最中の地面に落ちていたドバトの羽を使って、その羽がドバトのどの部分にあった羽かということを教えていただきました。
1枚の羽を見ただけで、左右のどこに、その羽があったのかがわかるそうです。
形と機能が結びついていることに、みなさん納得されていました。
その後拾った2枚目、3枚目の羽からは、参加者の皆さんにどの部分にあった羽かを当ててもらうことになり、鳥の体や羽の構造についても、楽しく学ぶことができました。

なにわエコスクエアに戻ったあとは、チェックリストを使って、見つけた鳥を確認します。
今日は、25種類の鳥を観察することができました。

次回は、1月25日(土)、冬の鳥さがしです。