【レポート】「カマキリ博士の昆虫教室」@大阪市立玉出小学校

 10がつ2にち(金)きんに、西成区にしなりく玉出たまで小学校しょうがっこうで「カマキリ博士はかせ昆虫こんちゅう教室きょうしつ」を開催かいさいし、3年生ねんせい34めい参加さんかしました。  
 講師こうしは、カマキリ博士はかせこと渡部わたなべこうさん(昆虫こんちゅう科学かがく研究けんきゅうセンターISRC)です。

 まず、室内しつないでカマキリ博士はかせってきたカマキリをみんなで観察かんさつしました。 いつもは1ひきなのですが、今回こんかいはオス1ひきにメス3ひきもいました。くらべて観察かんさつすると、オスよりメスのほうおおきくふとっていることがわかります。

 1ひきのカマキリが教室きょうしつないまわってしまいましたが、カマキリ博士はかせ手慣てなれたつきでつかまえ、オスのカマキリしかばないということおしえていただきました。
 そのあと昆虫こんちゅうについてのクイズをしました。「カマキリのからだはなぜ緑色みどりいろなの?」 との問題もんだいに、「くさいろおな保護ほごしょくにしている」「てきべられないようにくさにまぎれている」と、すばらしいこたえがかえってきました。

 このように昆虫こんちゅうからだいろにはちゃんと理由りゆうがあり、ムカデやスズメバチなどどくっているきものは、あかくろ黄色きいろなどの目立めだ警告けいこくしょくをしていることもおしえていただきました。そとむしつけても、からだいろ警告けいこくしょくなら、むやみにさわらないようにとの注意ちゅういけてから校庭こうていました。

 グループにかれて、校庭こうていにあるいけはたけ学習がくしゅうえん昆虫こんちゅうさがしをしました。 バッタ、ちょう、トンボ、ありやダンゴムシなどをつけることができました。

 そのあと教室きょうしつもどり、観察かんさつのふりかえりをおこないました。 ミミズやダンゴムシがきものの死骸しがい分解ぶんかいする役割やくわりっていることや、食物連鎖しょくもつれんさなどきもののつながりについて大切たいせつなおはなしもしていただきました。
 最後さいごは、カマキリ博士はかせおしえてもらった、カマキリのポーズをりながら、「マンティス!(※英語えいごでカマキリのこと)」と元気げんきにあいさつをして、たのしい昆虫こんちゅう教室きょうしつわりました。