<レポート>鶴見コットンプロジェクト2020 第3回

 9がつ19にち(土)綿わた講座こうざ鶴見つるみコットンプロジェクト」のだい3かい実施じっししました。

 この講座こうざは、身近みぢか繊維せんいであるコットン(綿わた)がどのようにいととなるかを、なえからそだて、観察かんさつ収穫しゅうかくいとをつむぐ体験たいけんがたの3かい講座こうざです。

講師こうし三宅みやけ恭子きょうこさん(畿央大学きおうだいがく非常勤ひじょうきん講師こうし)です。

 はじめに、自然しぜん体験たいけん観察かんさつえんわたはなやコットンボールがどのようにっているかや収穫しゅうかく方法ほうほうについて説明せつめいをありました。

 おはなしいたあとは、早速さっそく収穫しゅうかくです。 しろちゃみどりの3種類しゅるい綿わた自分じぶんり、どのような感触かんしょくか、どんなふうにっているのか観察かんさつしながら収穫しゅうかくおこないました。

 また、べれるくさとして、農事のうじ小屋こやよこえていた「スベリヒユ」の紹介しょうかいや、古代人こだいじん衣服いふくにもなった「カラムシ」の説明せつめいもありました。

1かい研修けんしゅうしつもどってから、フェルトを使つかった工作こうさくおこないました。

最後さいご可愛かわいらしいくラッピングして完成かんせいです!

 工作こうさくつぎは、さきほど収穫しゅうかくした綿わたいとにする一連いちれんながれの体験たいけんしました。
 まず、前回ぜんかいった「種取たねと」を使つかった種取たねとりの体験たいけんです。この作業さぎょうで、たね綿毛わたげとをけます。

 つぎに、綿毛わたげを「綿弓わたゆみ」や「ハンドカーダー」を使つかってふわふわにします。
 このふわふわにする作業さぎょう十分じゅうぶんでないとつぎいとつむぎのときにうまくいかないのでとても重要じゅうようです。

 最後さいごに、「チャルカ」といういとをつむぐ機械きかいで、ふわふわにした綿わたいとにしていきました。
 綿わた友達ともだちおもい、やさしくちながらいとにするのですが、どもも大人おとな悪戦苦闘あくせんくとう。50㎝のいとつくるのも大変たいへんです。

 100えんショップにけば、たくさんの綿わた100%商品しょうひんならんでいます。
 100えんだからと、簡単かんたん使つかてるのではなく、これらをつくるのにどれほどの綿わた労力ろうりょく必要ひつようかをかんがえ、もの大切たいせつに、そして綿わたそだてる環境かんきょうをいかにまもるのかをまな講座こうざとなりました。

参加さんかいただきましたみなさま、ありがとうございました。