<イベントレポート>エコボラ研修 第1回 自然史博物館のボランティアに会いに行こう!

1月31日(水)14時~16時、大阪市エコボランティアに向けて、エコボラ研修第1回を開催しました。

開催場所は大阪市立自然史博物館で、エコボランティア9名、事務局スタッフ3名が参加しました。
まずは、「自然史博物館のボランティアについて」というテーマで、学芸員の和田岳さんから、お話していただきました。
自然史博物館では、自然史博物館友の会という組織が50年以上前からあり、そのメンバーを中心として、いろんな分野で自然史博物館の活動を支えているとのことです。
友の会以外にもいろんなサークルがあり、さまざまな分野において活動しているとのことで、その一つの「なにわホネホネ団」の話もとても興味深いものでした。

和田さんの話を受けて次に、認定NPO法人大阪自然史センター、自然史博物館外来研究員の西澤真樹子さんに「なにわホネホネ団の活動について」話していただきました。
亡くなった動物が持ち込まれ、その動物の骨格標本などを作る活動をされていて、具体的な方法や、その過程の苦労話など、いろいろ聞くことができました。

お話の後、参加者は白衣を着て二つのグループに分かれて「ホネの標本クリーニング体験」をしました。
乾燥して一見きれいに見える、イノシシや鳥の骨ですが、骨のまわりには小さな肉片や組織などが付いているので、それらを歯ブラシや布などを使って落としていきます。
皆さん、細かい作業に集中して、熱心に取り組まれていました。

最後に、自然史博物館を見学して、第1回エコボラ研修は終了しました。
第2回は2月8日咲くやこの花館、第3回は3月9日なにわエコスクエア研修室で行います。