春のリサイクル工作教室「はねがうごくこんちゅうをつくろう」 (阿倍野図書館・南部環境事業センター共催)

 令和れいわ4ねん3がつ24にち金曜日きんようび)に、阿倍野あべの図書館としょかんでリサイクル工作こうさく教室きょうしつ「はねがうごくこんちゅうをつくろう」を開催かいさいしました。15めい大人おとな6めいども9めい)のかたにご参加さんかいただきました。

 講師こうしは、昆虫こんちゅう科学かがく教育きょういくかん 館長かんちょう久留飛くるび克明かつあき先生せんせいです。

 まず、環境かんきょうきょく南部なんぶ環境かんきょう事業じぎょうセンターからごあいさつがあり、そのあと容器ようき包装ほうそうプラスチックの分別ぶんべつ方法ほうほうやリサイクルのながれについてのDVDを視聴しちょうしました。

 海洋かいようプラスチックごみの問題もんだい(マイクロプラスチック)がクローズアップされてきました。プラスチックごみは、てるのではなく分別ぶんべつしていただきたい。とく容器ようき包装ほうそうプラスチックの分別ぶんべつはわかりにくいので、「プラ」マークを目印めじるしにしてください。

 DVDを視聴しちょうしたあとは、久留飛くるび先生せんせい昆虫こんちゅうのおはなしです。

 先生せんせいは、「モンシロチョウをかける時期じきになってきましたが、オスばかりんでいます。オスがメスよりはや時期じきかけられるのは、なぜだとおもいますか?」と質問しつもんされ、みんなでよくかんがえてみました。こたえは、サナギから羽化うかしてくるメスをオスが交尾こうびしようとかまえているためだそうです。

 つぎ春型はるがた夏型なつがたのアゲハチョウのおはなしをされました。4がつ初旬しょじゅんかける春型はるがたは、6がつごろ羽化うかする夏型なつがたくらべてちいさいそうです。それは、夏型なつがた幼虫ようちゅうは、はるにミカンのをたくさんべておおきく成長せいちょうするからだそうです。また、アゲハチョウにかぎらず、ほか種類しゅるいのチョウでも季節きせつによってからだおおきさがちがってきます。

 久留飛くるび先生せんせいは、図鑑ずかんっている知識ちしきだけでなく、自分じぶん観察かんさつしたことを、「なぜ?」と疑問ぎもんち、かんがえてみることが大切たいせつだとどもたちにおはなしされました。

 セロハンを利用りようした手品てじなてき工作こうさく紹介しょうかいされました。インターネットでも紹介しょうかいされているそうです。

 おはなしあとは、いよいよアゲハチョウのクラフト工作こうさくです。アゲハチョウのかたちったクラフト用紙ようしに、ストローをとおしてホッチキスで前後ぜんごはね固定こていします。ストローをうごかすとはねが上下じょうげうご仕組しくみになっています。

 すこむずかしい工作こうさくでしたので、久留飛くるび先生せんせいからつくかた事前じぜんにレクチャーしてもらった南部なんぶ環境かんきょう事業じぎょうセンターのかたたちにお手伝てつだいしていただきました。ぜんはね後翅こうしがスムーズにうごくよう、微調整びちょうせいしながら仕上しあげていきました。

先生せんせい見本みほん             ■参加者さんかしゃ作品さくひん

 カラフルなチョウチョウや個性的こせいてきでユニークな作品さくひんができました。

 ご参加さんかいただいたみなさま、ありがとうございました。