★３月鳥の日が、３月11日（土曜日）に行われました。

　上着（うわぎ）がいらないくらいの暖（あたた）かい日（ひ）で、たくさんの参加者（さんかしゃ）に来（き）ていただきました。
　参加者（さんかしゃ）は、大人（おとな）21名（めい）でした。講師（こうし）は、大阪市（おおさかし）エコボランティアの神（かんだ田（さん、出島（でじま）さんです。

　今回（こんかい）は、野鳥（やちょう）の食（た）べ物（もの）、すみか等（など）のお話（はなし）を聞（き）きながら、なにわエコスクエア玄関（げんかん）前（まえ）→花（はな）の谷（たに）→大池（おおいけ）→山（やま）のエリア→自然（しぜん）観察（かんさつ）園（えん）の順（じゅん）に回（まわ）りました。

　　

　玄関（げんかん）前（まえ）でエナガ・サンコウチョウ・コゲラの巣（す）跡（あと）を観（み）ながら巣（す）の説明（せつめい）を聞（き）きました。

　鶴見緑地（つるみりょくち）では、コゲラの巣（す）は見（み）つけやすく、賢（かしこ）いメジロの巣（す）は、見（み）つけにくいです。（）（かっこ）

　花（はな）の谷（たに）のエリアを少（すこ）し上（あ）がるとコゲラが穴（あな）を開（あ）けている木（き）がありました。

　公園（こうえん）を散歩（さんぽ）してる途中（とちゅう）で「コンコン」という音（おと）が聞（き）こえたら穴（あな）を開（あ）けています。二羽（わ）交代（こうたいで穴（あな）を開（あ）け、一週間（しゅうかん）ほどで完成（かんせい）します。そこで冬（ふゆ）を越（こ）します。

　虫（むし）を捕（と）るために開（あ）けているものと、住（す）むために開（あ）けているものがあるので、穴（あな）が開（あ）いているだけで住（す）んでいない巣（すがあります。

　大池（おおいけ）に行（い）くまでに、アトリ・ツグミなどを観察（かんさつ）しました。

　大池（おおいけ）で見（み）られるユリカモメは、もう渡（わた）ってしまったようで見（み）られません。カモは暖（あたた）かくなって減（へ）ってきてはいますが、それでも250羽（わ）ぐらいはいます。(最盛期（さいせいき）は450羽（わ）位（くらい）いました。）ユリカモメと合（あ）わせて700羽（わ以上（いじょう）いたので、その時期（じき）は大池（おおいけ）は賑（にぎ）やかでした。

　カモたちは食（た）べ物（もの）の消化（しょうか）をよくするために草（くさ）を食（た）べます。草（くさ）むらに行（い）くとヒドリガモの多（おお）いところは緑（みどり）の糞（ふん）がたくさん）落（お）ちています。

　自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）に戻（もど）る途中（とちゅう）、空（そら）を見上（みあ）げるとオオタカがとんでいました。

　昆虫類（こんちゅうるい）がいれば、鳥（とり）たちは子育（こそだ）てが出来（でき）ます。

　クロツグミ(夏鳥（なつどり））は、クスノキの実（み）を食（た）べます。アオバトは、カシノキの実（み）を食（た）べます。クスノキやカシノキがないと鳥（とり）たちはやって来（き）ません。