<レポート>幼児期指導者向け研修①「こどものための環境教育」

 7月31日に大阪市保育・幼児教育センターで、大阪市内の就学前施設教職員を対象にした「幼児期指導者向け研修」第1回目を開催しました。18名の方が参加されました。
 講師は、野たまご環境教育研究所代表の後藤 清史さんです。

 第1回目のテーマは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を育む環境教育」です。 環境教育の目的と幼稚園教育要領(保育所保育指針)等の五領域や、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿との関係を解説、幼児教育と環境教育のつながりをアクティビティの体験等を通じて確認していただきました。

 最初に、環境教育概論の解説がありました。その後、アイスブレイクです。
ジャンケンゲームで緊張がほぐれた頃に、ワークショップで自己紹介を交えながら、研修目的の共有を行いました。

 そして、アクティビティ体験「同じところと違うところ」。 生き物の絵と説明が書かれたカードを2枚選び、同じところと違うところを探して発表します。 次に、2人ペアを作って、お互いの同じところと違うところを探します。年齢が違う、背の高さが違う、出身地が同じ、服の色が同じ・・・など、みなさんお互いをよく観察して発表しました。

 お昼休憩をはさみ、午後からは4つのグループに分かれて近くの公園まで歩いていき、屋外でのアクティビティ体験です。 画用紙に書いた9つの枠の中に昆虫や植物を書いておき、それを探す「生き物ビンゴゲーム」。すべて見つけられたらビンゴです。
 公園の中や、公園までの道のりでも蝉やバッタ、蝶にトンボなどたくさんの生き物がいて、楽しい自然探検でした。

 屋外から戻って、今度はグループワークです。自分が取り組みたい環境教育や、それぞれの園での悩みなどを話し合いました。最後に後藤先生から「幼児教育と環境教育」の解説があり、研修は終了しました。

アンケートから、

「環境教育を難しく考えていたが、とても身近に感じられ、取り入れたいものがたくさんあった。」
「自然の伝え方、遊びの取り入れ方を学ぶことができて良かった。」
「他園の人と交流を持てたことが良かった。」

などの感想が多くみられました。この研修で学んだことを、ぜひ日々の保育で実践していただければと思います。

 次回の研修は、なにわECOスクエアに場所を移しまして、10月20日(火)に開催予定です。 「園活動に環境教育の視点を取り入れよう」をテーマに、自然や生き物を題材にした環境教育プログラムのアクティビティを体験します。