田んぼの四季2022~田んぼで学ぶSDGs~ ⑦

 2022年度ねんどのお米作こめつく連続れんぞく講座こうざだいかいは、2がつ12にちにち)に「こもはずし」「土壌どじょう生物せいぶつ調査ちょうさ」をおこないました。参加者さんかしゃは、17めいでした。


講師こうしは、つづ大阪市おおさかしエコボランティアの しのぶ 喜博よしひろさん と 中谷なかたに 憲一けんいちさん です。

 講師こうししのぶさんより、1ねんかん講座こうざのふりかえりのはなしがありました。

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■11がつ6にちだい6かい講座こうざで、3かしょこもまきをしたところのこもはずしました。

エノキ(湿地しっち
サクラ(実生みしょうりん
クヌギ(雑木林ぞうきばやし

こもなか生息せいそくしているむしたちを、らして、一生懸命いっしょうけんめいさがしました。

採取さいしゅしたむしを、双眼そうがん実体じったい顕微鏡けんびきょう使つかって観察かんさつしました。

■ツルグレン装置そうち使つかって、土壌どじょう生物せいぶつ調査ちょうさおこないました。

 土壌どじょう生物せいぶつは、照明しょうめいによるひかりねつおよび乾燥かんそうけようとしてした移動いどうします。そして、バケットからふるい、ロートをとおりぬけ、受皿うけざらあつまります。通常つうじょう1週間しゅうかんかけてじっくり採取さいしゅしますが、今回こんかいは3時間じかんほどなので、あつまったむしすくなかったです。採取さいしゅした場所ばしょ水田すいでん雑木林ぞうきばやしはたけ湿地しっち土壌どじょう)。

 講師こうし中谷なかたにさんから、採取さいしゅしたもの紹介しょうかいしていただきました。

 下記かき写真しゃしん以外いがいに、ヒトフシムカデの仲間なかま・ハエトリグモの仲間なかま・フトワラジムシなどがつかりました。

 土壌どじょう生物せいぶつ調査ちょうさでは、キイロヒラタガムシ・コムシ・トビムシの仲間なかまがいました。

      アリグモ
チャタテムシ(幼虫ようちゅう
クヌギカメムシ(幼虫ようちゅう

参加者さんかしゃのみなさまには、やく1ねんかんにわたり受講じゅこういただき、ありがとうございました。