【レポート】「カマキリ博士の昆虫教室」＠大阪ECO動物海洋専門学校

　西区（にしく）の大阪（おおさか）ECO動物（どうぶつ）海洋（かいよう）専門（せんもん）学校（がっこう）で7月（がつ）21日（にち）に「カマキリ博士（はかせ）の昆虫（こんちゅう）教室（きょうしつ）」を開催（かいさい）し、22名（めい）が参加（さんか）しました。

　講師（こうし）はカマキリ博士（はかせ）こと渡部（わたなべ） 宏（こう）さん（昆虫（こんちゅう）科学（かがく）研究（けんきゅう）センターISRC）です。

　カマキリ博士（はかせ）は近年（きんねん）、TVやメディアでも話題（わだい）となり、大忙（おおいそが）しの毎（まい）日（ひ）を送（おく）られていますが、今（いま）のご自身（じしん）になっていくストーリーや経験（けいけん）、昆虫（こんちゅう）教室（きょうしつ）開校（かいこう）の理由（りゆう）などを話（はな）され、これから社会（しゃかい）に出（で）ていく生徒（せいと）さんたちに非常（ひじょう）に有益（ゆうえき）なものとなりました。カマキリ博士（はかせ）は経験（けいけん）をもとに「全（すべ）てのことに意味（いみ）はある」「社会（しゃかい）に出（で）たら勉強（べんきょう）する時間（じかん）はない、今（いま）がチャンス！」と強（つよ）く熱（あつ）く語（かた）り、全員（ぜんいん）が静（しず）かに深（ふか）く聞（き）き入（い）っていました。

　持（も）ってきたカマキリをみんなで観察（かんさつ）しましたが、流石（さすが）に動物（どうぶつ）を取（と）り扱（あつか）う専門（せんもん）学校（がっこう）だけあって、カマキリ博士（はかせ）の予想（よそう）に反（かえ）して学生（がくせい）さんたちには苦手（にがて）な人（ひと）がいませんでした。

　質問（しつもん）タイムが短（みじか）くなるほど「実体験（じったいけん）をもとに話（はな）すことが一番（いちばん）大事（だいじ）」と、様々（さまざま）な経験談（けいけんだん）を中心（ちゅうしん）とした話（はなし）で熱（あつ）く語（かた）ったカマキリ博士（はかせ）の講座（こうざ）は、スタッフも大変（たいへん）勉強（べんきょう）になるお話（はなし）でした。
　講座（こうざ）の後（あと）に居残（いのこ）った学生（がくせい）さんたちも、環境（かんきょう）保全（ほぜん）のボランティアに興味（きょうみ）を示（しめ）し質問（しつもん）してくるなど、この学校（がっこう）の学生（がくせい）さんたちの意欲（いよく）の高（たか）さがうかがえました。