【レポート】「環境と防災ワークショップ～防災かるたを作ろう～」＠大阪市立喜連西小学校

２０２２年（ねん）１０月（がつ）１９日（にち）（水）（すい）、大阪（おおさか）市立（しりつ）喜連（きれ）西（にし）小学校（しょうがっこう）で「環境（かんきょう）と防災（ぼうさい）ワークショップ～防災（ぼうさい）かるたを作（つく）ろう～」を実施（じっし）しました。

講師（こうし）は、あおぞら財団（ざいだん）（公益（こうえき）財団（ざいだん）法人（ほうじん）公害（こうがい）地域（ちいき）再生（さいせい）センター）の谷内（たにうち）久美子（くみこ）先生（せんせい）です。

はじめは、地球（ちきゅう）温暖化（おんだんか）が進（すす）むと地球（ちきゅう）がどうなってしまうのか、その原因（げんいん）は何（なに）か、４人（にん）一組（くみ）になって話（はな）し合（あ）ってもらいながら考（かんが）えました。

さらに、私（わたし）たちにできる緩和策（かんわさく）（温暖化（おんだんか）をゆるめる方法（ほうほう））や適応策（てきおうさく）（私（わたし）たちが温暖化（おんだんか）に合（あ）わせる方法（ほうほう））も一緒（いっしょ）に考（かんが）えてもらいました。

子供（こども）たちの意見（いけん）からは、「冷蔵（れいぞう）庫（こ）を開（あ）けっぱなしにしない」「できるだけ電車（でんしゃ）を使（つか）う」「エアコンの設定（せってい）温度（おんど）を夏（なつ）は高（たか）め、冬（ふゆ）は低（ひく）めにする」など画期的（かっきてき）な意見（いけん）も見受（みう）けられました。

次（つぎ）に、２０１８年（ねん）に発生（はっせい）した台風（たいふう）２１号（ごう）を例（れい）に、防災（ぼうさい）のお話（はなし）をしました。

大阪（おおさか）府内（ふない）でも関西国際空港（かんさいこくさいくうこう）が水没（すいぼつ）、連絡橋（れんらくきょう）にタンカーが衝突（しょうとつ）したりなど甚大（じんだい）な被害（ひがい）を受（う）けた台風（たいふう）２１号（ごう）の映像（えいぞう）を見（み）て、暴風（ぼうふう）の恐（おそ）ろしさを改（あらた）めて実感（じっかん）した子（こ）どもたちに再度（さいど）話（はな）し合（あ）ってもらい、災害（さいがい）に対（たい）して普段（ふだん）からやっておくべきこと、できることは何（なに）かをテーマに意見（いけん）を出（だ）し合（あ）ってもらいました。

「災害（さいがい）用（よう）避難（ひなん）グッズを用意（ようい）する」「非常食（ひじょうしょく）を準備（じゅんび）しておく」「ハザードマップをみておく」など、予想外（よそうがい）のしっかりとした答（こた）えが出（で）てきて、驚（おどろ）かされました。

ちょうど、小学校（しょうがっこう）でも防災（ぼうさい）の授業（じゅぎょう）を行（い）っておりその授業（じゅぎょう）の成果（せいか）が活（い）かされていたようでした。

谷内（たにうち）先生（せんせい）からは、「近所（きんじょ）の人（ひと）たちと顔見知（かおみし）りになっておく」「家（いえ）の電話（でんわ）番（ばん）号（ごう）を覚（おぼ）えておく、控（ひか）えておく」「家族（かぞく）との緊急（きんきゅう）待（ま）ち合（あ）わせ場所（ばしょ）を決（き）めておく」と教（おそ）わりました。

休（やす）み時間（じかん）を挟（はさ）み、今度（こんど）は子（こ）どもたちに防災（ぼうさい）かるたで遊（あそ）んでもらいました。

今回（こんかい）は時間（じかん）の都合（つごう）上（じょう）、読（よ）み札（ふだ）だけを作成（さくせい）してもらいましたが、皆（みな）さん悩（なや）みながらも個性的（こせいてき）なかるたが作（つく）られていきました。

この日（ひ）学（まな）んだことを、もう一度（いちど）家族（かぞく）で話（はな）し合（あ）いしっかりと環境（かんきょう）と防災（ぼうさい）について考（かんが）えてもらいたいと思（おも）います。