イベントレポート 2022年12月03日 2022年12月07日

レンコン講座・冬「レンコン発掘体験！」

　冬（ふゆ）のレンコン講座（こうざ）を１１月（がつ）２７日（にち）（日曜日（にちようび））に行（おこな）いました。参加者（さんかしゃ）は、２４名（めい）（内（うち）：子（こ）ども１２名（めい））でした。

　今回（こんかい）の講師（こうし）は、大阪市（おおさかし）エコボランティアの苗田（なえだ）　京子（けいこ）さんです。

　講師（こうし）の苗田（なえだ）さんから「ハス田（だ）の四季（しき）」と「鶴見区（つるみく）のハス田（だ）の歴史（れきし）」についてのお話（はなし）がありました。

大（おお）きなハスの葉（は）や白色（しろいろ）とピンク色（いろ）の美（うつく）しい花（はな）が咲（さ）きます。

　昔（むかし）は鶴見区（つるみく）は海（うみ）の底（そこ）になっていたようで、北（きた）の淀川（よどがわ）、南（みなみ）の大和川（やまとがわ）から土砂（どしゃ）が運（はこ）ばれ、大阪（おおさか）平野（へいや）ができあがってきました。

　鶴見区（つるみく）あたりは、粘土質（ねんどしつ）の湿地（しっち）を利用（りよう）してレンコンを栽培（さいばい）していました。その後（あと）、岡山（おかやま）（備中（びちゅう）レンコン）や石川（いしかわ）（加賀（かが）レンコン）の苗（なえ）を導入（どうにゅう）して、もっちりとしたレンコンが作（つく）られるようになり一大（いちだい）産地（さんち）となりました。

　レンコンの見（み）つけ方（かた）や掘（ほ）り方（かた）について教（おし）えてもらいました。

　まず、レンコンの先（さき）っぽの芽（め）を見（み）つけましょう。そこからは、少（すこ）しずつレンコンを折（お）らないように掘（ほ）っていきます。

　参加者（さんかしゃ）をＡ班（はん）～Ｅ班（はん）の５つのグループに分（わ）けて「レンコン発掘（はっくつ）体験（たいけん）！」をしていただきました。最初（さいしょ）は、クワの使（つか）い方（かた）も不慣（ふな）れで、深（ふか）くまで土（つち）を掘（ほ）るのに苦労（くろう）していましたが、徐々（じょじょ）にコツをつかんでレンコンを発掘（はっくつ）できました。

　収穫（しゅうかく）したレンコンは、みなさんに分（わ）けて、お持（も）ち帰（かえ）りいただきました。

　なお、今回（こんかい）の講座（こうざ）を通（とお）して、レンコン農家（のうか）さんの労働（ろうどう）の大変（たいへん）さや、食（しょく）に対（たい）する感謝（かんしゃ）の気持（きも）ちをわかっていただく、良（よ）い機会（きかい）となりました。