【レポート】「新エネルギー実験教室」@花乃井中学校社会科部

 西区にしく花乃井はなのい中学校ちゅうがっこうで7がつ4にちに「しんエネルギー実験じっけん教室きょうしつ」を開催かいさいし、社会しゃかい科部しなべ部員ぶいんさん25めい参加さんかしました。

 講師こうし青木あおき豊明とよあき先生せんせい(びわこ成蹊せいけいスポーツすぽーつ大学だいがく名誉教授めいよきょうじゅ)です。

 まず最初さいしょ日本にほん国内こくない電気でんき使つかわれかたについてなどの座学ざがくからはじまりました。つぎ電気でんき仕組しくみについてのはなしがあり、風力ふうりょく発電はつでん水力すいりょく発電はつでん比較ひかくすると、空気くうきみず質量しつりょうちがいから、圧倒的あっとうてきみずほうがエネルギーをやすいそうです。

 日本にほん国土こくどやく70%はやまで、そのやまたかさを平均へいきんしたら500m程度ていどになるそうです。その高低差こうていさ利用りようして、そこをながれるかわみずちから発電はつでんすれば効率こうりつのいい発電はつでんができるとのはなしをされ、生徒せいとたちは真剣しんけんみみかたむけていました。

 先生せんせい生徒せいとさんに「1㎥あたりの空気くうきおもさをっていますか?」などといった質問しつもんをときどきげかけますが、ちょうど授業じゅぎょうおな分野ぶんや学習がくしゅうしたところだったようで、復習ふくしゅうのようでわかりやすかったとのことです。生徒せいとさんからの質問しつもんは、こたえをすべおしえないことで、生徒せいとたちが自分じぶん自身じしんかんがえ、行動こうどうするきっかけにつなげて授業じゅぎょう終了しゅうりょうしました。

 さまざまなしんエネルギーがあるなか今回こんかい水力すいりょく風力ふうりょくなどについて実験じっけんまじえてまなびました。SDGsの目標もくひょう7『エネルギーをみんなにそしてクリーンに』にあるように、持続じぞく可能かのう社会しゃかい形成けいせいするには、しんエネルギーをふくめた再生さいせい可能かのうエネルギーの活用かつよう重要じゅうようであり、そのことについてかんがえてもらうきっかけとなる授業じゅぎょうでした。