【レポート】楽しくかしこくエコライフ！　～地球の健康・人の健康・食の健康

１０月（がつ）１９日（にち）（水（すい））にホテルアウィーナ大阪（おおさか）で、大阪（おおさか）の高等（こうとう）学校（がっこう）の保健（ほけん）体育（たいいく）科（か）の先生方（せんせいがた）が、保健（ほけん）体育（たいいく）科（か）の学習（がくしゅう）指導要領（しどうようりょう）に記載（きさい）するスポーツと環境（かんきょう）や、健康（けんこう）と環境（かんきょう）の関係（かんけい）をはじめとした、地球（ちきゅう）環境（かんきょう）やSDGsなどについて、保健（ほけん）の授業（じゅぎょう）に活（い）かすためのヒントを得（え）ることを目的（もくてき）とした講座（こうざ）が開講（かいこう）され、14名（めい）が参加（さんか）されました。

ご講演（こうえん）頂（いただ）きますのは、NPO法人（ほうじん）イー・ビーイングの井上（いのうえ） 健雄（たけお）理事長（りじちょう）です。

井上（いのうえ）講師（こうし）はパワーポイントを使（つか）っての講演（こうえん）の途中（とちゅう）で、参加者（さんかしゃ）を当（あ）てて回答（かいとう）を求（もと）めたりするなど、会場（かいじょう）を巻（ま）き込（こ）んでの講座（こうざ）をされました。

地球（ちきゅう）上（じょう）にいる鳥（とり）の重（おも）さの合計（ごうけい）から、自然（しぜん）の鳥（とり）、食（た）べる為（ため）に飼養（しよう）されている鳥（とり）の比重（ひじゅう）を計算（けいさん）したところ、食（た）べるための鳥（とり）は70％いて、自然（しぜん）の鳥（とり）は30％しかいない。哺乳類（ほにゅうるい）は地球（ちきゅう）上（じょう）に4300種（しゅ）いるが、全（すべ）ての重量（じゅうりょう）を足（た）しても、人間（にんげん）の1／9しかいない。人間（にんげん）がはびこりすぎであると述（の）べられました。また、人類（じんるい）の見通（みとお）しが暗（くら）いので動物（どうぶつ）食（しょく）は減（へ）らす方（ほう）がいいと、井上（いのうえ）講師（こうし）流（りゅう）独自（どくじ）の見解（けんかい）を述（の）べられたりして、地球（ちきゅう）の健康（けんこう）・人（ひと）の健康（けんこう）・食（しょく）の健康（けんこう）について1時間（じかん）半（はん）話（はな）されました。

参加者（さんかしゃ）からは、「地球（ちきゅう）の健康（けんこう）というものを今（いま）まで考（かんが）えてこなかったので、ビックリする事（こと）が多（おお）かったです。地球（ちきゅう）のために活動（かつどう）できることを考（かんが）え、行動（こうどう）していきたいです。」「身近（みぢか）な電気（でんき）を１つ消（け）すことが地球（ちきゅう）を救（すく）うとは限（かぎ）らないけど、この小（ちい）さな１つがつながると信（しん）じてやることが大切（たいせつ）、明（あか）るい未来（みらい）を自分（じぶん）で作（つく）るその心（こころ）が大切（たいせつ）。」といった感想（かんそう）がありました。

アンケートの結果（けっか）から、講座（こうざ）・イベントへの参加（さんか）が全員（ぜんいん）初（はじ）めてだったようです。「できることからはじめていきたい」「人生（じんせい）100年（ねん）時代（じだい）に向（む）けて、社会的（しゃかいてき）ネットワークを広（ひろ）げていこうと思（おも）いました。」といった、前向（まえむ）きな感想（かんそう）があり、この講座（こうざ）が次（つぎ）に繋（つな）がるきっかけとなったようです。