藍を育て、藍で染め、藍で環境を学ぶ連続講座2022 第3回

 10がつ16にちにち)に「あいそだて、あいめ、あい環境かんきょうまな連続れんぞく講座こうざ2022」のだい3かい実施じっししました。

 この講座こうざは、大阪市おおさかしエコボランティアが企画きかくし、運営うんえいする連続れんぞく講座こうざです。

 今回こんかいのテーマは、「乾燥かんそう藍染あいぞめ(め)」です。参加者さんかしゃは8めいでした。

 はじめに、2かい交流こうりゅうスペースで本日ほんじつ講座こうざ内容ないよう説明せつめいがありました。その、「あいまる仕組しくみのおはなし」をきました。

 

 

 タデアイの使つかってめるにはいくつかの方法ほうほうがあることや、今回こんかい講座こうざおこなう「め」の、染色せんしょく化学かがくについて説明せつめいいただきました。

 あい乾燥かんそう色素しきそ水溶性すいようせいなので、薬品やくひんもちいて水溶性すいようせい染料せんりょうへと還元かんげんさせて、ぬのにしみこませます。そのぬの空気くうきれさせて酸化さんかさせふたた水溶性すいようせいもどすと、ぬのあらってもいろちなくなります。

 作業さぎょうはい()まえに、作業さぎょう工程こうてい()かりやすく説明せつめいしていただきました。

 ここからは、3ぱんかれての班行動はんこうどうです。各班かくはん大阪市おおさかしエコボランティアのスタッフのみなさんがついて、作業さぎょうすすめていきます。

 まず、タデアイののあくぬきをします。

 水切みずぎふくろあい乾燥かんそうを50グラムずつれて、で20分間ぷんかんます。

 つぎに、えて、あくぬきしたあい薬品やくひんれて10分間ぷんかんて、あい染液せんえき抽出ちゅうしゅつします。

 

 抽出ちゅうしゅつしたえきドラムかんしずかにうつし、ドラムかんふたをします。

 おなあいで、この工程こうていを3かいかえし、あい抽出液ちゅうしゅつえきめていきます。

 

 いろムラないように、しばらくめるぬのみずひたしておきます。

 抽出液ちゅうしゅつえきめるのにてきした状態じょうたいになっているか、温度おんどとpHはかります。

 えきうすまらないよう、みずひたしておいたぬのをしっかりしぼってから、抽出液ちゅうしゅつえきにゆっくりひたします。5ふんから10ぷんぐらいぬのをあげて、しぼってします。

 

 ぬの最初さいしょ黄緑色おうりょくしょくでしたが、空気くうきれると酸化さんかして青色あおいろ変化へんかしていきました。

 参加者さんかしゃのみなさんは、かく自作品じさくひんかえりますが、次回じかい講座こうざ作品さくひん発表はっぴょうしていただきます。

 また、抽出液ちゅうしゅつえきざんえきもおかえりいただきました。多少たしょういろうすくなりますが、まだめられるとのことです。

 全員ぜんいんあとかたづけをしてからアンケートをいていただきました。最後さいごに、大阪市おおさかしエコボランティアのスタッフから次回じかい内容ないようものなどの説明せつめいがあり、講座こうざわりました。
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 次回じかいあい講座こうざは、11がつ20にち)です。「り、生物せいぶつ多様性たようせいのおはなし作品さくひん発表会はっぴょうかい」をおこないます。