★10月鳥の日が、10月8日（土曜日）に行われました。

　参加者（さんかしゃ）は、大人（おとな）18名（めい、子供（こども）1名（めい）でした。講師（こうし）は、大阪市（おおさかし）エコボランティアの神田（かんだ）さん・杉本（すぎもと）さん・山岡（やまおか）さんです。

　鳥（とり）たちにとっても、参加者（さんかしゃ）の方々（かたがた）にとっても過（す）ごしやすい絶好（ぜっこう）の観察（かんさつ）日和（びより）となり、たくさんの鳥（とり）を観察（かんさつ）することができました。　

　まず、渡（わた）り鳥（どり）についてのお話（はなし）がありました。

　夏鳥（なつどり）は、東南（とうなん）アジアなど南（みなみ）の地域（ちいき）より、春（はる）から夏（なつ）にかけて渡来（とらい）し日本（にほん）で繁殖（はんしょく）、子育（こそだ）てして暖（あたかいところにまた、帰（かえ）っていきます。

　冬鳥（ふゆどり）はシベリアなど北（きた）の地域（ちいき）から渡来（とらい）して日本（にほん）で冬（ふゆ）を越（こ）し、また帰（かえ）っていきます。

　旅鳥（たびどりは渡（わた）りの途中（とちゅう）で日本（にほん）に立（た）ち寄（よ）るだけの鳥（とり）です。

　大池（おおいけ）まで行（い）くと、たくさんのカモ類（るい）がいました。８月（がつ）下旬（げじゅん）頃（ごろ）に渡（わた）ってきたようです。みなさん、それぞれのカモの違（ちが）いを熱心（ねっしん）に観察（かんさつ）されていました。

　鶴見緑地（つるみりょくち）では、時々（ときどき）違（ちが）う種類（しゅるい）のカモが羽（はね）を休（やす）めに来（く）るので、観察（かんさつ）しに来（き）てください。

　その他（た）大池（おおいけ）で見（み）られた鳥（とり）たちです。

　山（やま）のエリアに入（はい）ってすぐにエゾビタキをみつけました。参加者（さんかしゃ）の皆（みな）さんも可愛（かわい）いおめめのエゾビタキに歓喜（かんき）しておられました。

　エゾビタキは、東南（とうなん）アジアに向（む）かう旅鳥（たびどり）です。

　山（やま）のエリアを進（すす）んで行（い）くとツツドリ、モズ、カワラヒワ等（など）がいました。アキニレに実（み）が出来（でき）てきて鳥（とり）たちがたくさん集（あつ）まって来（き）ているのが見（み）られます。ユーカリの高（たか）い枝（えだ）の上（うえ）ではモズが高（たか）鳴（な）きをしていました。なわばりを宣言（せんげん）しているのだそうです。その他（ほか）、キビタキ、エゾムシクイ、オオワシなどの観察（かんさつ）ができました。カラスがたくさんでオオワシにちょっかいを出（だ）すようなので、カラスが騒（さわ）いでいたら何（なに）かいると思（おも）って観察（かんさつ）してください。

　自然体験（しぜんたいけん）観察園（かんさつえん）に戻（もど）る途中（とちゅう）にコゲラの巣（す）跡（あと）を見（み）つけました。上部（じょうぶ）の皮（かわ）がはがれているのは、カラスが、コゲラのヒナを捕（と）るために木（き）の皮（かわ）を剥（は）いだ跡（あと）だそうです。

　自然体験（しぜんたいけん）観察園（かんさつえん）に戻（もど）って、鳥合（とりあ）わせをしました。

　今回（こんかい）は、２８種類（しゅるい）ものたくさんの野鳥（やちょう）たちと遭遇（そうぐう）することができました。

　次回（じかい）の鳥（とり）の日（ひ）は、１１月（がつ）１９日（にち）(土（ど））です。