【レポート】「カマキリ先生と鶴見緑地の昆虫を観察しよう！」 #2

　令和（れいわ）４年（ねん）７月（がつ）つきつき）１７日（にち）にち）に花博（はなはく）記念（きねん）公園（こうえん）　鶴見緑地（つるみりょくち）　山（やま）のエリア　政府（せいふ）宛（えん）跡（あと）とその周辺（しゅうへん）の草地（くさち）にて「カマキリ先生（せんせい）と鶴見緑地（つるみりょくち）の昆虫（こんちゅう）を観察（かんさつ）しよう！」を実施（じっし）しました。

　講師（こうし）は、カマキリ博士（はかせ）こと渡部（わたなべ）　宏ひろし）ひろしさん(昆虫（こんちゅう）科学（かがく）研究（けんきゅう）センターISRC)です。

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次（つぎ）にカマキリ先生（せんせい）より、クイズ方式（ほうしき）で、いろいろなカマキリや昆虫（こんちゅう）の生態（せいたい）について参加者（さんかしゃ）に問（と）いかけていきます。クイズに正解（せいかい）すれば、カマキリ先生（せんせい）から特製（とくせい）のカードが貰（もら）えるため、次第（しだい）に手（て）を挙（あ）げる子（こ）どもたちが増（ふ）えていきます。楽（たの）しみながらカマキリだけではなく色々（いろいろ）な昆虫（こんちゅう）の生態（せいたい）について理解（りかい）を深（ふか）めていきました。野外（やがい）活動（かつどう）前（まえ）に注意（ちゅうい）すべき点（てん）について先生（せんせい）よりレクチャーがあり、いよいよ野外（やがい）活動（かつどう）です。

　３０度（ど）を超（こ）える暑（あつ）さの中（なか）、元気（げんき）いっぱいに草地（くさち）に飛と（）び出（だ）していきます。お目当（めあ）てはカマキリを発見（はっけん）することです。でもなかなか見（み）つかりません。いろいろなバッタが草地（くさち）に潜（ひそ）んでおり、虫取（むしと）り網（あみ）により、たくさんの参加者（さんかしゃ）がバッタを捕（つか）まえていました。カマキリ先生（せんせい）より、バッタが居（い）るということはカマキリも居（い）るはずだよ、とのアドバイスに皆（みな）が必死（ひっし）に探（さが）します。小ちいさいカマキリが居い）たと数人（すうにん）の目撃（もくげき）情報（じょうほう）はあったものの、残念（ざんねん）ながら捕（つか）まえることはできませんでした。制限（せいげん）時間（じかん）となり、それぞれの捕獲（ほかく）した昆虫（こんちゅう）を持（も）ち建物（たてもの）内（ない）での後半（こうはん）のお話（はなし）が始（はじ）まります。

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　カマキリ先生（せんせい）より昆虫（こんちゅう）の世界（せかい）での食物連鎖（しょくもつれんさ）、例（たと）えば、嫌（きら）われているゴキブリがこの世界（せかい）から消（き）えてしまえばどうなるか、皆（みな）で捕（つか）まえてきたバッタが少（すく）なくなれば、カマキリの数（かず）はどうなるのか？と参加者（さんかしゃ）に問（と）いかけていきます。それぞれ役割（やくわり）がありバランスが崩（くず）れたら、大（おお）きな変化（へんか）をもたらし、絶滅（ぜつめつ）してしまう生物（せいぶつ）もあると聞（き）き、「今（いま）捕（つか）まえた昆虫（こんちゅう）はどうしますか？」との先生（せんせい）からの問（と）いかけに子（こ）どもどもたちから大（おお）きな声（こえ）で、逃（に）がしますと返答（へんとう）がありました。単（たん）なる昆虫（こんちゅう）の観察会（かんさつかい）ではなく、昆虫（こんちゅう）を通（つう）じて生（い）き物（もの）全体（ぜんたい）の繋（つな）がりの大切（たいせつ）さを、子（こ）どもも、大人（おとな）も学（まな）べた有意義（ゆういぎ）な観察会（かんさつかい）でした。（）（かっこ）

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