レンコン講座・夏「ハス田で生き物のふしぎをさがそう！」

　講師（こうし）の苗（なえ）田だ（）さんからハス田だ（）の歴史（れきし）についてのお話（はなし）がありました。昔（むかし）は鶴見区（つるみく）は海（うみ）の底（そこ）になっていたようで、ナガスクジラの化石（かせき）が発見（はっけん）されています。北（きた）の淀川（よどがわ）、南（みなみ）の大和川（やまとがわ）からの土砂（どしゃ）により大阪（おおさか）平野（へいや）ができあがってきました。

　鶴見区（つるみく）あたりは、粘土質（ねんどしつ）の湿地（しっち）が多（おお）く、お米作（こめづく）りには適（てき）さず自生（じせい）していた「ハス」を栽培（さいばい）していました。その後ご（）、岡山（おかやま）（備中（びっちゅう）レンコン）や石川（いしかわ）（加賀（かが）レンコン）の苗（なえ）を導入（どうにゅう）して、もっちりとしたレンコンが作ら（つく）られるようになり一大（いちだい）産地（さんち）となりました。

　次（つぎ）に、レンコンのでき方（かた）です。昨年（さくねん）のレンコンから浮葉（うきは）が４月（がつ）～５月（がつ）頃（ごろ）に出（で）てきます。

　地下茎（ちかけい）が伸（の）びていくとともに、６月（がつ）中旬（ちゅうじゅん）ごろには大（おお）きなハスの葉（は）や美（うつく）しい花（はな）が咲（さ）きます。収穫（しゅうかく）時期（じき）は９月（がつ）以降（いこう）で、地面（じめん）下（か）４０㎝ぐらい掘（ほ）らないと出（で）てこないので、大変（たいへん）な作業（さぎょう）になります。

　今（いま）がちょうどお花（はな）の見（み）ごろとなりました。

　ハス田だ（）で生（い）き物（もの）探（さが）しをしました。

茎（くき）を短（みじか）く切（き）ってストロー代（か）わりにシャボン（しゃぼん）玉（だま）を作（つく）りました。

　講師（こうし）の白石（しらいし）さんと湯浅（ゆあさ）さんからハス田だ（）などに生息（せいそく）する生（い）き物（もの）の話（はなし）をしていただきました。色（いろ）んな種類（しゅるい）の生（い）き物（もの）が見（み）つかりました。