リサイクル工作教室「はねがうごくトンボをつくろう」 (阿倍野図書館・南部環境事業センター共催)

 令和れいわ4ねん3がつ25にち金曜日きんようび)に、阿倍野あべの図書館としょかんでリサイクル工作こうさく教室きょうしつ「はねがうごくトンボをつくろう」を開催かいさいしました。9めい大人おとな3めいども6めい)のかたにご参加さんかいただきました。

 講師こうしは、昆虫こんちゅう科学かがく教育きょういくかん 館長かんちょう久留飛くるび克明かつあき先生せんせいです。

 まず、環境かんきょうきょく南部なんぶ環境かんきょう事業じぎょうセンターからごあいさつがあり、そのしりごみ減量げんりょうやリサイクル方法ほうほうについてのDVDを視聴しちょうしました。

 使用済しようずみペットボトルは衣服いふくやクリアファイルに、牛乳ぎゅうにゅうパックはトイレットペーパーやティッシュなどに、製品せいひんにリサイクルされています。

 ごみを減量げんりょうするためには、わたしたち一人一人ひとりひとりがきちんとごみの分別ふんべつ協力きょうりょくすることが大切たいせつだとまなびました。

 

 DVDを視聴しちょうしたあとは、久留飛くるび先生せんせい昆虫こんちゅうのおはなしです。

 先生せんせいは、「モンシロチョウをかける時期じきになってきましたが、オスばかりんでいます。オスがメスよりはや時期じきかけられるのは、なぜだとおもいますか?」と質問しつもんされ、みんなでよくかんがえてみました。こたえは、サナギから羽化うかしてくるメスをオスが交尾こうびしようとかまえているためだそうです。

 つぎ春型はるがた夏型なつがたのアゲハチョウのおはなしをされました。4がつ初旬しょじゅんかける春型はるがたは、6がつごろ羽化うかする夏型なつがたくらべてちいさいそうです。それは、夏型なつがた幼虫ようちゅうは、はるにミカンのをたくさんべておおきく成長せいちょうするからだそうです。また、アゲハチョウにかぎらず、種類しゅるいのチョウでも季節きせつによってからだおおきさがちがってきます。
 そのほか、カマキリやオンブバッタの生態せいたいのおはなしもしていただきました。
 久留飛くるび先生せんせいは、図鑑ずかんっている知識ちしきだけでなく、自分じぶん観察かんさつしたことを、「なぜ?」と疑問ぎもんち、かんがえてみることが大切たいせつだとどもたちにおはなしされました。

 おはなしあとは、いよいよとんぼのクラフト工作こうさくです。とんぼのかたちったクラフト用紙ようしに、ストローをとおしてホッチキスで前後ぜんごはね固定こていします。ストローをうごかすとはねが上下じょうげうご仕組しくみになっています。

 すこむずかしい工作こうさくでしたので、久留飛くるび先生せんせいからつくかた事前じぜんにレクチャーしてもらった南部なんぶ環境かんきょう事業じぎょうセンターのかたたちにお手伝てつだいしていただきました。ぜん後翅こうしがスムーズにうごくよう、微調整びちょうせいしながら仕上しあげていきました。

アンケートからは、

 ・工作こうさくたのしかった。またつくってみたいとおもった。
 ・むしのことがいろいろかってよかった。
 ・てなくていいものはリサイクルしようとおもう。
 ・ごみにならないものうようにする。

 などの感想かんそうかれました。ご参加さんかいただいたみなさま、ありがとうございました。