学ぼう！　大阪市域の生き物調査！

　「学（まな）ぼう！大阪（おおさか）市域（しいき）生（い）き物（もの）調査（ちょうさ）！」が、２月（がつ）１９日（にち）（土曜日（どようび））に実施（じっし）されました。参加者（さんかしゃ）は、９名（めい）でした。この講座（こうざ）は、月（つき）１回（かい）行（おこな）われている「大阪（おおさか）市域（しいき）の生（い）き物（もの）調査（ちょうさ）」の意義（いぎ）と手法（しゅほう）について学（まな）ぶための特別（とくべつ）講座（こうざ）です。

　講師（こうし）は、名古屋大学（なごやだいがく）名誉教授（めいよきょうじゅ）の夏原（なつはら）由博（よしひろ）先生（せんせい）と大阪（おおさか）市立（しりつ）大学（だいがく）客員（かくいん）教授（きょうじゅ）の桝元（ますもと）慶子（けいこ）先生（せんせい）です。

　最初（さいしょ）に、夏原（なつはら）先生（せんせい）から「モニタリングの意義（いぎ）について」の話（はなし）がありました。

　モニタリング（生（い）き物（もの）調査（ちょうさ））を進（すす）めるにあたり、「名前（なまえ）を間違（まちが）えない」「年（とし）日時（にちじ）、場所（ばしょ）を記録（きろく）する」ことが大切（たいせつ）です。

　最近（さいきん）では、スマホアプリの活用（かつよう）や、DNA鑑定（かんてい）の活用（かつよう）が新（あたら）しい手法（しゅほう）として取（と）り入（い）れられています。

　次（つぎ）に、桝元（ますもと）先生（せんせい）から「調査（ちょうさ）の具体的（ぐたいてき）な方法（ほうほう）について」の話（はなし）がありました。

　生（い）き物（もの）調査（ちょうさ）の目的（もくてき）は、大阪（おおさか）市内（しない）にどれくらい多様（たよう）な生（い）き物（もの）が生息（せいそく）し観察（かんさつ）できるのかを把握（はあく）することです。

　大阪（おおさか）市域（しいき）生（い）き物（もの）調査（ちょうさ）は、平成（へいせい）３年（ねん）に始（はじ）まり、連綿（れんめん）と受（う）け継（つ）がれて毎年（まいとし）実施（じっし）されています。

　メッシュ（地図（ちず）の決（き）められた区分（くぶん））の入（はい）った白地図（はくちず）に、生（い）き物（もの）の種名（しゅめい）とステージ番（ばん）号（ごう）（植物（しょくぶつ）の場合（ばあい）　１…葉（は）・２…花（はな）・３…果実（かじつ）・４…実生（みしょう））を記録（きろく）していきます。

　その成果（せいか）は、なにわエコスタイルHPの大阪（おおさか）市域（しいき）生（い）き物（もの）調査（ちょうさ）のページに掲載（けいさい）されています。

　あいにくの雨（あめ）ですが、なにわECOスクエア周辺（しゅうへん）の生（い）き物（もの）調査（ちょうさ）に出（で）かけました。

　ヨモギを発見（はっけん）しました。見（み）つけた場所（ばしょ）のメッシュ内（ない）に「ヨモギ１」と記録（きろく）します。

　完成（かんせい）した白地図（はくちず）です。

　実際（じっさい）の調査（ちょうさ）では、参加者（さんかしゃ）全員（ぜんいん）の地図（ちず）を集（あつ）めまとめます。