【レポート】身近な公園から自然環境を考える　ネイチャープログラム　～小学生わくわく自然観察会～　＠大正区

12月（がつ）25日（にち）（土曜日（どようび））に、大正（たいしょう）会館（かいかん）及（およ）び千島（ちしま）公園（こうえん）にて「小学生（しょうがくせい）わくわく自然（しぜん）観察会（かんさつかい）」を開催（かいさい）しました。

カマキリ博士（はかせ） 渡部（わたなべ）宏（こう）さんの「カマキリは英語（えいご）でなんて言（い）うんですか？」の掛（か）け声（ごえ）に会場（かいじょう）全員（ぜんいん）の「マンティス！！（mantis）」のキメポーズで、教室（きょうしつ）は元気（げんき）に始（はじ）まりました。

まず、「冬（ふゆ）に昆虫（こんちゅう）がいなくなるのはどうしてでしょう？」という先生（せんせい）の問（と）いに、子（こ）どもたちは、「寒（さむ）くなって冬眠（とうみん）するから」「食（た）べ物（もの）がなくなるから」と答（こた）えてくれました。
また、卵（たまご）で冬（ふゆ）を越（こ）すカマキリが種類（しゅるい）によって、高（たか）さを変（か）えて棲（す）み分（わ）けしていることを、スライドの映像（えいぞう）を通（とお）して学（まな）んだあと、実際（じっさい）に会場（かいじょう）のすぐ近（ちか）くにある千島（ちしま）公園（こうえん）へ観察（かんさつ）に出（で）かけました。

公園（こうえん）に移動（いどう）して、冬（ふゆ）の虫（むし）がどんな所（ところ）にいるか、冬（ふゆ）でも温（あたた）かそうな場所（ばしょ）や、隠（かく）れ家（が）になりそうなところを想像（そうぞう）しながら、昆虫（こんちゅう）を探（さが）しました。

千島（ちしま）公園（こうえん）にはたくさんのカマキリの卵（たまご）があり、子（こ）どもたちは上手（じょうず）に見（み）つけていました。

木（き）の根（ね）の近（ちか）くには、コガネムシの幼虫（ようちゅう）やハサミムシ、ムカデなどが見（み）つかりました。また、冬（ふゆ）の間（あいだ）もカメムシやテントウムシを見（み）ることができ、カマキリ博士（はかせ）からそれらの生態（せいたい）について、詳（くわ）しく説明（せつめい）がありました。

参加（さんか）してくれた子（こ）どもたちの中（なか）には、昆虫（こんちゅう）にとても詳（くわ）しい子（こ）もいて、カマキリ博士（はかせ）との虫（むし）談義（だんぎ）に夢中（むちゅう）になっていました。

最後（さいご）、カマキリ博士（はかせ）は、「なぜ？どうして？と疑問（ぎもん）に思（おも）うことが大切（たいせつ）。カマキリ博士（はかせ）になろうと、3歳（さい）の時（とき）に決（き）めてから、夢（ゆめ）をかなえられたのは、周（まわ）りの大人（おとな）のおかげでした。保護者（ほごしゃ）のかたは、子（こ）どもたちの興味（きょうみ）関心（かんしん）を大切（たいせつ）に見守（みまも）って、応援（おうえん）してあげてください。」と講座（こうざ）を締（し）めくくりました。