生ごみから土づくり~いのちのめぐり~第3回

堆肥講座「生ごみから土づくり~いのちのめぐり~」の第3回を11月3日に開催しました。

講師は、大阪市エコボランティアの 小川咲恵さん と 石川由紀子さん と 桝元慶子さん です。

今回は、各家庭で作ったダンボールコンポストの土壌分析を行い、数値から野菜作りに適した堆肥の割合を見つけるための実験を行いました。


まずはじめに、
講師の桝元さんより、土壌の簡易分析について説明があり、検査時間も短いことから早速実験をスタートしました。

あらかじめ、あらかじめ蒸留水で水洗いした瓶の中に、さらに140mlの蒸留水を入れたものを用意しました。

参加者は、その瓶の中にそれぞれの自宅で作ったダンボール堆肥や自然体験観察園の畝の土壌などを全部で162mlになるように入れます。

全員が準備できたところで、1秒間に2回のペースでシェイクしていきます。

講師やエコボラの手拍子に合わせて振り続けました。

しっかりと振ったあとは、そっと置いて土壌が沈殿するまで待ちます。

つぎに
講師の小川さんより、前回の振り返りがありました。

みなさんとのディスカッションで出た疑問などのまとめやラディッシュの種まき、ジャガイモの植え付けを行った時の様子を話をされました。

つぎに、自然体験観察園の畑に出て、ジャガイモの成長観察と根元に土を盛る作業を行いました。

全部の種イモから立派な葉が出てがしっかりと根付いていました。

次回、収穫予定です。

つぎに、伝統野菜の畝の観察を行いました。

第1回の講座で作った堆肥を伝統野菜の畝に入れて育てていることや、緑肥マルチなどの自然農法についてのお話がありました。

つぎに、前回種まきを行ったラディッシュの収穫を行いました。

種を蒔くときに丸い品種と細長い品種の2種類を混ぜあわせていたため、引き抜くまでどちらが当たるのかわからないドキドキ感がありました。

つぎに、研修室に戻り、置いてあった瓶の上澄み液を茶こしなどでこしたあと、機器を使ってpH値とEC値を測定しました。

ECは、電気伝導度(水溶液中のイオンの濃度)を示す数値です。チッ素や肥料成分は、イオン化されイオンの量が多いと電気が伝わりやすくなります。初めに投入した蒸留水だと0を示します。

pHは、酸性・アルカリ性の度合いを示す数値です。純粋な水はPH=7「中性」です。数字が低くなると「酸性」で、高くなると「アルカリ性」です。

測定中、参加者にダンボール堆肥の中に入れたものや気になったことを発表してもらいました。

測定の結果は、pH値にあまり差はないものの、EC値は入れたものによって多少の差が出ていました。

作物栽培に適した土壌の数値は、pHが6.0~6.5、ECが0.1~0.3です。

EC値の高い肥料は栄養が豊富なので、土に混ぜる時、0.1~0.3になるように気をつけることを学びました。

最後に、大阪市内の河川水のpHのお話、SDGsの17のゴールのうち自然資本は不可欠であることなどを学びました。

次回は、12月5日(日)10:00から最終回を行います。まとめのお話とジャガイモの収穫などを予定しています。