「学校の生きものさがしと昆虫教室」@大阪市立北田辺小学校

東住吉区ひがしすみよしく北田辺きたたなべ小学校しょうがっこうで、10がつにち(木)もくに「学校がっこうきものさがしと昆虫こんちゅう教室きょうしつ」を開催かいさいし、3年生ねんせい2クラス63めい参加さんかしました。

講師こうしは、カマキリ博士はかせこと渡部わたなべこうさん(昆虫こんちゅう科学かがく研究けんきゅうセンターISRC)です。

 

はじめに体育館たいいくかんでカマキリ博士はかせってきたカマキリでかた説明せつめいけ、順番じゅんばんせてクラス全員ぜんいんにカマキリにれてもらいました。
最初さいしょこわがっていたどもたちも、みんなの声援せいえんけてれるようになりました。
そして、カマキリの天敵てんてきであるカナヘビのどももさわらせてもらいました。


 

つぎに、昆虫こんちゅうクイズをしながらカマキリの特徴とくちょうまなびました。
アリ、ハチ、クモ、トカゲなどにべられないようにくさおな緑色みどりいろ保護ほごしょくをしていること。
一度いちどに200たまごむがのこれるのは1ひき~3ひきであること。

はなしのあと、グループにかれて校庭こうていにある学習がくしゅうえんとビオトープで、昆虫こんちゅうさがしをしました。
季節的きせつてきには昆虫こんちゅうすくない時期じきでしたが、アメンボ、オンブバッタの仲間なかま、チョウの仲間なかま、チャコウラナメクジをつけました。

どもたちは、カマキリ博士はかせのそれぞれの昆虫こんちゅう説明せつめい真剣しんけんいていました。
とくにオンブバッタの仲間なかま説明せつめいでは、したにいるおおきなバッタがメスで、そのうえっているちいさなバッタがオスであるとると、「親子おやこおもっていた」と口々くちぐちい、おどろいていました。そして、教室きょうしつもどり、昆虫こんちゅうさがしのふりかえりをおこないました。

きもののからだいろにはあじがあり、スズメバチ、ムカデ、テントウムシ、ホタルなどあかくろ黄色きいろ目立めだいろをしているきものはどくをもっているので、みつけてもむやみにさわってはいけないことをまなびました。そして、「あかくろ黄色きいろ警告けいこくしょく」とみんなで何度なんど復唱ふくしょうし、おぼえました。

最後さいごにカマキリ博士はかせから、動物どうぶつえん昆虫館こんちゅうかん水族館すいぞくかんったときには、ただたんに「かわいい」「きれい」というのは卒業そつぎょうして、「なんでこんないろかたちうごかたをするのか」をかんがえながらるときものの見方みかたわるので、ぜひそういう見方みかたをしてほしいとのおはなしがあり、昆虫こんちゅう教室きょうしつ終了しゅうりょうしました。