★10月鳥の日が、10月9日(土曜日)に行われました。

 緊急事態きんきゅうじたい宣言せんげんけ、ボランティアガイド「とり」は半年はんとしぶりの開催かいさいとなりました。17めい参加者さんかしゃがありました。

 なにわECOスクエア1かい研修けんしゅうしつ集合しゅうごうし、講師こうしから基本的きほんてき留意点りゅういてんいたあと玄関げんかんまえさい集合しゅうごうです。

 双眼鏡そうがんきょう使つかかた説明せつめいけて、大池おおいけ正門せいもんから風車ふうしゃおかした自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん研修けんしゅうしつへというコースで出発しゅっぱつしました。

 大変たいへんあつでしたので、大池おおいけまえで、参加者さんかしゃ木陰こかげ誘導ゆうどうして講師こうしのおはなしきました。

 講師こうし足元あしもとちている羽根はねひろげ、「これはなにはね?」との質問しつもんに、「土鳩どばと(どばと)」との回答かいとうがありました。はね部分ぶぶんによって形状けいじょうちがうとの解説かいせつがありました。

 つぎに、参加者さんかしゃどもがひろってきた羽根はねについても説明せつめいがありました。 参加者さんかしゃは、その形状けいじょうから左右さゆう尾羽おばねなど、おおまかな部分ぶぶんちがいが理解りかいできたようです。

 双眼鏡そうがんきょう定点ていてん観測かんそくをしているときの観察かんさつ方法ほうほうについて説明せつめいがありました。

 まず、最初さいしょちいさいわく四角しかく)をめてみる。 そして、そのわく順次じゅんじひろげていき、おおきなわくなかでのうごきでるようにしていくと、視野しやひろがりうごきがかんじられるとのコツをおそわりました。

 つぎに、カラスには二種類しゅるいいて、ガーガーとにごったこえほうが、くちばしほそい「ハシボソカラス」、カーカーとんだごえくちばしふといのが「ハシブトガラス」であるとの説明せつめいきました。

 大池おおいけ南側みなみがわのより身近みぢか観察かんさつできる場所ばしょ移動いどうして、水鳥みずどりたちを観察かんさつしました。

 はやくも飛来ひらいしたカモの先着せんちゃくぐんなかに、めずらしいアメリカヒドリをることが出来できました。随分ずいぶんれた様子ようすえさをあげているひとちかづいているので、ここすうねん飛来ひらいしてきている個体こたいではないかとのことでした。

 つぎおおきなアオサギとコサギを観察かんさつしました。
対岸たいがんにいるカワセミやアオサギはとおいので双眼鏡そうがんきょうのぞいてました。

 中央ちゅうおうゲートをはいって右側みぎがわみちすすむと、キジバトを発見はっけんしました。戦後せんごはと姿すがたした経緯けいいや、最近さいきんキジバトが都会とかいから姿すがたしつつある原因げんいんがカラスの存在そんざいにあるとの解説かいせつきました。

 つぎは、風車ふうしゃおかしたで、参加者さんかしゃから、毎年まいとしコゲラが営巣えいそうしているさくらがあるというはなしがありました。

写真しゃしん提供ていきょう大阪市おおさかしエコボランティア神田かんださん)

 最後さいごは、研修けんしゅうしつもどり、鳥合とりあわせをしました。 ごえだけのものもふくめると24しゅ確認かくにんできたので、みなさんは満足まんぞくされていました。

 つぎとりは、11がつ13にち土曜日どようび)10からです。