幼児期指導者向け研修「こどものための環境教育」③

令和2年1月15日(水)になにわECOスクエア1階研修室で大阪市内の就学前施設教員向けに環境教育研修の3回目を行いました。

講師は引き続き、野たまご環境教育研究所 代表 後藤清史氏です。

まず初めに講師から、SDGsの持続可能な開発目標を達成するには、幼児教育での環境教育が大切であることを解説していただきました。

アイスブレイク「4つの窓」等で緊張をほぐした後、ワークショップで研修目的の共有を行いました。

▼午前のアクティビティ1

【葉っぱの探偵】

野外に出て、3人ずつのチームに分かれて、講師があらかじめ袋に入れている3枚の葉っぱと同じ葉っぱを探すアクティビティーを行いました。

葉っぱの大きさや形が、同じ木々でも違うことなど、自然を見る目を養いました。

▼お昼からは、アクティビティ2【違うものリレー】です。

一人ずつ、お気に入りの葉っぱや気になる小枝などの自然物を拾って持ち寄り、2つのチームに分かれて「枝⇒葉っぱ⇒枝」というように違う物をリレーしていきます。

自然物を使って遊ぶことを学びました。

▼続いて、アクティビティ3【宝物探し】です。

4つのグループに分かれて、それぞれのグループが宝物と隠す場所の地図を作成し、屋外に隠して、他のグループの宝物を探すゲームです。

自然を通して自然との交流が持て、楽しい遊びを学ぶことが出来ました。

◇完成した作品です。

参加者からは

「自分が体験することでより楽しく感じた。その楽しい気持ちを子ども達に伝えていきたい。」「自然物を使って楽しめるのが良かった。参加することが楽しいと思えるような保育を目指したい。」「自然に触れられるように遊びの中に取り入れたい。」「自然物を使った遊びを学ぶことができ、保育に活かしたい。」との意見がありました。