【レポート】水辺の生きもの~コウホネ池のカイボリ~

 3がつ7にち(日)にち自然しぜん体験たいけん観察かんさつえん講座こうざ水辺みずべきもの~コウホネいけのカイボリ~」をZoomを活用かつようしたオンラインで実施じっししました。
 講師こうしは、 大阪湾おおさかわん海岸かいがん生物せいぶつ研究会けんきゅうかい河添かわぞえ純子じゅんこさんとスタッフの岡本おかもと晋也しんやです。

 カイボリとは、ためいけみず冬場ふゆばき、もったヘドロや土砂どしゃのぞくことをいいます。

 まずはじめに、カイボリの意義いぎについてのおはなしがありました。

 つぎに2がつ24にちったコウホネいけのカイボリとものさがしのビデオをました。

 講師こうし河添かわぞえさんより、10がつ31にち撮影さつえいされた写真しゃしんながらコウホネやミズムシなどのおはなしをききました。

 ミズムシには、昆虫類こんちゅうるい甲殻類こうかくるいがあり、今回こんかいつけたミズムシは甲殻類こうかくるいになります。甲殻類こうかくるいのミズムシは底生ていせい動物どうぶつでワラジムシの仲間なかまです。水中すいちゅうなどをべます。

 アオミドロ、カワニナ、ミジンコなども紹介しょうかいされました。

 つぎにスタッフの岡本おかもとより在来種ざいらいしゅ外来種がいらいしゅ見分みわかた外来種がいらいしゅあつかかたなどのはなしがありました。

 

  つかまえたドジョウ、スジエビ、ヌマエビは、なにわECOスクエアの屋上おくじょう水槽すいそう展示てんじしています。

 

 つぎに、これまでおはなした、カイボリについてや外来種がいらいしゅあつかいについて紙芝居かみしばいくわしい説明せつめいおこないました。

 参加者さんかしゃからの質問しつもんはチャットで募集ぼしゅうしました。一部いちぶをご紹介しょうかいします。

Q:毎年まいとしいけみずのぞいたあと外来種がいらいしゅ除去じょきょされていますか。
A:適宜てきぎ処理しょりしています。アメリカザリガニやクサガメやミシシッピアカミミガメ、カダヤシなどがいました。根絶ねだやしはむずかしいので、他種たしゅ影響えいきょうない程度ていど除去じょきょしていきたいとおもっています。

Q:うごきがはやものわりおおいようですが、いけ底部ていぶきものはすくなかったですか。
A:すくなかったです。池底いけぞこかどうかわかりませんが、ガガンボやユスリカの幼虫ようちゅうつかりました。