<レポート>水辺の生き物~在来種~救出大作戦(かいぼり・池さらい)

 2月9日(日)に、自然体験観察園のため池をかいぼりして生き物を観察する講座を実施しました。参加者は、26名(大人12・子ども14)でした。
 講師は、ネイチャーおおさかの岡本 晋弥さんです。

 はじめに、かいぼりとは、 「掻(か)い掘り」と書き、元は農業用水のため池の水を農閑期の冬場に抜き、堆積したヘドロや土砂を取り除くためにあります。それではなぜ冬の間にかいぼりをするのかというと、「冬は、動物がじっとしているので観察がしやすく在来種も保護しやすいのです。また、植物もあまり成長をしない時期なので池をきれいにするのに適しています。」とお話がありました。

 次に、自然体験観察園のため池にでかけました。そこでは、講師から網の使い方と生き物の観察について説明がありました。「網は、池の底をすべらせ葉や泥をいっしょにすくってください。持ち上げると水が網の穴からぬけるので、残った葉や泥の間に生き物がいないかよく観察しましょう。生き物を見つけたら教えてください。見つからなかったら、近くのバケツに葉と泥をいれましょう。」

 多くの生き物を発見しましたが、昨年も見つけたコイが、30cmだったのが40cmに成長して見つかりました。

 その後、なにわECOスクエアの1階研修室に戻り、講師から見つけた生き物について説明がありました。在来種として、コイ・モツゴ・ミナミヌマエビ・ドンコ・ヒメタニシ・チリメンカワニナです。外来種として、アメリカザリガニです。講師は、「ドンコが見つかったことには驚きました。ドンコは在来種ではありますが、食欲がどん欲で他の小動物を食い尽くすので、池に戻すことはできません。」との話がありました。

 最後に、講師の先生からオリジナルのアメリカザリガニについての紙芝居がありました。子どもたちは、前に集まって熱心に聞いていました。

 アンケートの中から、子どもたちのものを紹介します。

「もっと生き物について知りたいので、図鑑を見たり水族館に行ってみたい。」
「もっと魚のことを知りたいです。」
「赤ちゃんザリガニがとれてよかった。」
「外来生物を放さないことを友達に伝え自分でも実践していく。」

 子どもたちにもしっかりと講座のねらいが伝わり、終えることができました。