【レポート】みんなでつくる観察園講座(3月 ため池・水路)

 3月6日(土)に自然体験観察園講座「みんなでつくる観察園」を実施しました。第12回のテーマは【ため池・水路】です。
 2月に引き続き、今回もZoomを活用したオンラインで実施しました。参加者は3名でした。
 講師は、 大阪市立環境科学研究センター桝元慶子さんと秋田耕佑さん、大阪市エコボランティア中谷憲一さんです。

 はじめに、桝元さんから「観察園講座の意義、SDGsを意識して活動しましょう」と題してSDGsについての話がありました。

 2月24日に、講師と事務局でコウホネ池のかいぼりを行い、その様子と見つけた生き物を撮影しました。
 秋田さんからその時の様子と「かいぼりと生き物の関係」について話がありました。

 かいぼりのメリットは、水質改善にあります。池底の泥を取り除くことで、底まで太陽光が届き十分な酸素を含む水になります。また、底に深浅ができることで、多様な動植物が生息しやすくなります。

 次に、中谷さんから「かいぼりで観察された生き物」について話がありました。

 緑色の綿のようなものは、アオミドロです。アオミドロは、接合藻類の一種で、自分で栄養を作り出します。

 そのアオミドロなどの藻類を食べる生き物がいます。

 また、その生き物を食べる生き物がいます。

 コウホネ池の生態系ピラミッドを想像してみました。
 頂点はコサギ等、次がアメリカザリガニ、そしてモツゴなどの小魚やエビ類と続いていきます。

 次に、参加者の皆さんと「これからのため池・水路の管理について(アメリカザリガニの取り扱い)」話し合いました。

 外来ザリガニは、特定外来種に指定されています。自然体験観察園でも発見されているアメリカザリガニは、現在対象外になっています。しかし、気にせず飼ったりしてもいいのでしょうか。「捕獲は可、元に戻すのは不可。飼育は可。死ぬまで飼うこと。」をなにわECOスクエアでは推奨しています。生き物は最後まで責任をもって飼育してください。

 講座終了後に実施したアンケートでは、次のような感想がよせられました。
・コウホネ池だけで、一つの生態系ができあがっていることに感動しました。
・ザリガニの生態について学び、生態系について理解を深めることができました。このことを周りの人に伝えていきたいと思います。