<イベントレポート>鶴見コットンプロジェクト2023 第2回目

2023年9月16日(土曜日)鶴見コットンプロジェクト2023の第2回目(最終回)が開催されました。
14名(うち子ども6名)の方にご参加いただきました。

5月に行われた前回より約4か月ぶりになるので、まずは講師の三宅さんからのお話で、前回の内容を復習します。
今日は、前回みなさんが作った綿筒(じんき)を紡いで、紡錘車(ぼうすいしゃ)や糸つむぎ機を使って糸にしていきます。
そして、できあがった糸で素敵なブローチを作ります。

作業を始める前に、自然観察体験園内の綿の畑に行って、はじけてふわふわの綿や、はじける前のコットンボールを参加者のみなさんで摘みました。
今年は晴天が多く、日当たりがよかったせいか、綿は前回植えた綿の苗から信じられないくらい大きく成長していて、参加者のみなさんもびっくりされていました。
綿が実際にどんな風に実っているかを見るのも初めてという方もいて、みなさん楽しそうに収穫していました。

研修室に戻って、綿筒(じんき)から糸を紡いでいきます。
段ボールで作った紡錘車(ぼうすいしゃ)に綿をつなげて、紡錘車(ぼうすいしゃ)をくるくる回しながら、綿をひっぱり糸にしていきます。
引きすぎるとちぎれるし、なかなか力の入れ具合や紡錘車(ぼうすいしゃ)の回し具合もむずかしいようで、みなさん苦戦されていました。

なんとか糸ができあがって、いよいよブローチ作りです。
桜の枝を交差させた土台に糸をまきつけていきます。
枝に一回ししてから、進めていきます。
小さな子どもも、コツをつかんでどんどん糸をまきつけて、それぞれに素敵なブローチが完成しました。
服につけるのだけでなく、帽子やかばんにつけてもいいですね。