【レポート】環境を学ぶ体感ツアー 大阪の木材集散地平林を見に行こう!

 3がつ17にち(水)すい環境かんきょうまな体感たいかんツアー 大阪おおさか木材もくざい集散地しゅうさんち平林ひらばやしこう!」を開催かいさいしました。

ツアー最初さいしょどころは、2019ねんにオープンした大阪おおさか木材もくざい会館かいかん見学けんがくです。今回こんかい特別とくべつ一般いっぱん財団ざいだん法人ほうじん大阪府おおさかふ木材もくざい連合会れんごうかい橋本真一はしもとしんいちさまより、日本にほん木材もくざい資源しげん現状げんじょうについておはなしいただいたあと施設しせつ見学けんがくしました。

木材もくざい優先ゆうせんするウッドファーストまちづくりの先鞭せんべんとなる国産材こくさんざい活用かつようした木造もくぞう2かいての会館かいかんには西日本にしにっぽん最大級さいだいきゅう直径ちょっけい100センチの100ねんせい宮崎県みやざきけん飫肥おびすぎ使つかわれています。

 また、お手洗てあらいには空気くうき浄化じょうかする効果こうか追求ついきゅうした「すぎ木口きぐちスリットざい」が使つかわれており、にもうつくしいくうかんがありました。

会館かいかんつぎのスポットは、平林ひらばやしウッディパークです。ここには、普段ふだん公園こうえん広場ひろばにフェンスやデッキとして設置せっちされている木材もくざいが、災害さいがいなどの有事ゆうじ応急おうきゅう木造もくぞう仮設かせつハウスとなる「WOOD TRANSFORM(ウッドトランスフォーム)」が展示てんじされていました。
大人おとな6めいやく1時間じかん設置せっちできるそうです。

 ウッディパークからは、かつての貯木ちょぼくじょういけ)がえます。「貯木ちょぼくじょうかんでいないのはどうして?」といういに、今回こんかいのツアーの案内あんないやく講師こうし米地よねじさん(NPO法人ほうじん木育もくいくフォーラム代表だいひょう)は、「かつて、平林ひらばやし外国がいこくからの木材もくざい丸太まるたのまま輸入ゆにゅうしてここで一保管ほかんしていましたが、現在げんざいは、製材せいざい加工かこうされた木材もくざいはいってくるので、ここに丸太まるたかぶことはなくなってしまった。」と解説かいせつされました。

 ツアー道中どうちゅう、たくさんの木材もくざい製材所せいざいしょならんでいます。「平林ひらばやし製材所せいざいしょは、それぞれ役割やくわりがあって、パレットよう木材もくざいあつか業者ぎょうしゃ建築材けんちくざいあつか業者ぎょうしゃまつ専門せんもんあつか業者ぎょうしゃなど、こまかくかれています。」と米地よねじさんの解説かいせつのもとあるきます。

  ツアー最後さいご行程こうてい国産材こくさんざい利用りようのおはなしとマイばしづくりです。

 日本にほんでは、国土こくどの7わり森林しんりんであるにもかかわらず、8わり以上いじょう輸入ゆにゅうしている現状げんじょう利用りようすることで、地球ちきゅう温暖化おんだんか防止ぼうし森林しんりん保全ほぜんにつながることをおはなしいただきました。
 最後さいごさくらでオリジナルのマイばしつくってもらいました。

 参加者さんかしゃからは「普段ふだんることのできない施設しせつ見学けんがくさせてもらい、貴重きちょう機会きかいになった。」「森林しんりんわたしたちのらしについてのつながりを体感たいかんできた。」など感想かんそうがあり、有意義ゆういぎなツアーとすることができました。