<イベントレポート>なにわの伝統野菜講座 秋②

2025年11月29日(土)なにわECOスクエアで第2回秋の伝統野菜講座が開催されました。講師は小川咲恵氏、その他エコボラの皆様のご協力のもと開催しました。

講座開始前に、なにわの伝統野菜のくじ引きを行いました。
くじ箱の中から各自一つの野菜マークをつかみ出し、白板に貼った大阪府の地図のその野菜の産地の上に、野菜マークを貼り付けていきました。例えば「高山牛蒡」の野菜マークを引いた人は、豊能町の高山地区辺りに野菜マークを貼り付けました。

小川講師から、前回の振り返りの後、作物と生き物の関係についての講義がありました。特にアブラムシなどの「害虫」についての写真を見ながらのレクチャーでは、自然体験観察園では、害虫駆除剤や殺虫剤は使わず、カエル、クモなどの天敵による害虫の減少を目指しているとの説明がありました。また自然体験観察園で育てている伝統野菜が紹介された後、今日種まきをする「碓井豌豆」「一寸そら豆」「高山真菜」の種まきの説明がありました。

次に4つの班に分かれ畑に移動し、班ごとで役割分担をして、「田辺大根」「天王寺蕪」「大阪黒菜」「金時人参」の成長観察、間引き、収穫などを行いました。また、スタッフが事前に整備した畝に、「碓井豌豆」「一寸そら豆」「高山真菜」の苗植え、種蒔きをし、最後に農事小屋では吹田慈姑の収穫を行いました。

研修室に戻った後は、振り返りを行った後、今日の収穫物を分配したが、吹田慈姑については、素揚げしてもおいしいが、バケツ栽培で増やしてはどうか、という事でバケツ栽培の説明を行いました。