<イベントレポート>田んぼの四季2025~田んぼで学ぶSDGs~ ②

6月28日(土曜日)、「田んぼの四季2025」第2回講座がなにわエコスクエアと自然体験観察園で実施されました。
今回は皆さんお楽しみの田植えです。
4月に蒔いた種もみは10~15センチくらいの苗に成長しています。
田植えをする前に何度か、講師やエコボランティア、スタッフで、田んぼの耕起と代掻きをして、田んぼの準備をしました。
今回も講師は大阪市エコボランティアの野崎輝夫さん、栗山純彦さん、中谷憲一さんで、野崎さんと栗山さんは稲作り、中谷さんには生き物探しを中心に担当されます。
5つの田んぼに分かれて作業することになるので、参加者は5つの班に分かれて、班ごとに行動します。まずは研修室で、講師の野崎さんと栗山さんから、この日のスケジュールと田植えの仕方について説明がありました。

田植えは1株の苗を、横1列に並び、田んぼに張った紐に沿って植えていきます。
1列を植え終わったら、紐をずらして、また1列と植えていきます。
B~Fの田んぼに分かれて、いよいよ田植えを始めます。
子どもも大人も裸足で田んぼに入っていきます。
始めは皆さん、こわごわで及び腰でしたが、だんだん慣れてきて、1列植えるスピードもどんどん速くなっていきます。
班のまとまりもできてきて、あっという間に田植えをおえることができました。

無事に田植えを終えて、どろんこの足を洗い、着替えをすませて研修室に戻ります。
研修室では、モニターの写真を見せながら、講師の中谷さんから、田んぼ周辺にいた生き物についてのお話がありました。
水を張った田んぼには、アメンボやタニシなど、いろんな種類の生き物が、幼虫や成虫の形態で観察することができました。

最後に、野崎さんから次回「草取り・成長調べ・生き物の観察(顕微鏡)」の予定の確認があり、本日の講座は終了しました。