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            特定外来生物クビアカツヤカミキリが大量発生中‼
            
            
            
 
(画像提供:大阪府環境農林水産総合研究所)
クビアカツヤカミキリって?
クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラやウメ、モモ等のバラ科の樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らしてしまう昆虫です。
人体に害はありませんが、加害された樹木は衰弱し、やがて枯れてしまいます。
加害が進むことで、落枝、倒木等による人的被害の発見が懸念されるとともに、農作物や生態系への被害が拡大することが懸念されています。
クビアカツヤカミキリの特徴
|  | 成虫 | 幼虫 | 
|  |   |  | 
| 特徴 | 体長が2~4㎝程度。 からだ全体に黒く光沢があり、頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起がある。
 触覚が長いのがオス、短いのがメス。
 | 木の内部を摂食し、大量のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)を排出しながら2年~3年過ごす。 木の中でさなぎから成虫になり、幹に細長い穴(脱出孔)をあけて出る。
 | 
| 時期 | 6月から8月頃に発生 | 3月から10月頃に発生 | 
 (画像提供:埼玉県環境科学国際センター)クビアカツヤカミキリが潜むポイント
幼虫が入り込んだ樹木からは、うどん状の大量のフラス(木くずとフンが混じったもの)が出ます。
大阪府内で生息域を拡大中!?
クビアカツヤカミキリは、平成24年に日本国内で初めて発見されて以来、全国各地に次々と分布を拡大し、大阪府域でも被害が確認されています。                                         本市では、平成30年に、大阪市が管理する都市公園で初めて、クビアカツヤカミキリが発見されました。以降、市内全域において、生息域を拡大し続けています。
クビアカツヤカミキリを見つけたら…
成虫によるさらなる被害拡大を防ぐため、クビアカツヤカミキリの成虫を発見された場合は、その場で踏みつぶす、殺虫剤を吹きかける等、ただちに駆除をお願いいたします。
※飼育・保管・持ち運びはNG!
 クビアカツヤカミキリは、外来生物法により特定外来生物に指定されており、飼育・保管、生きたまま持ち運ぶこと等は法令で禁止されています。違反すると、個人の場合は最大で300万円の罰金または3年間の懲役、法人の場合は最大で1億円の罰金が科せられます。
●問い合わせ先
【大阪市営都市公園・街路樹において発見した場合】
  まずは、こちらより該当の公園事務所等にご連絡ください。
  大阪市環境局環境施策部環境施策課 電話:06-6630-3467
【外来生物法に関すること】
  環境省 近畿地方環境事務所 電話:06-4792-0706
●参考ホームページ
 ・大阪市HP
  都市公園におけるクビアカツヤカミキリについて情報提供のお願い
  市内でクビアカツヤカミキリの被害が急拡大しています
  外来生物について
・大阪府HP
  特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」警戒中!!