★5月草木の日が、5月28日（土）に行われました。

　今回（こんかい）は「種子（しゅし）散布（さんぷ）」をメインテーマにしながら春（はる）の草木（くさき）の観察（かんさつ）をしました。

　最初（さいしょ）になにわECOスクエア入（い）り口（ぐち）横（よこ）のクワの実（み）を見（み）ました。クワの実（み）は、色（いろ）が赤あかから黒（くろ）に代（か）わる頃（ころ）、美味（おい）しくなるそうです。黒（くろ）が少（すく）ないので、おそらくムクドリが食（た）べているのだろう、と説明（せつめいされました。

　

　次（つぎ）に自然（しぜん）体験（たいけん）観察（かんさつ）園（えん）に入（はい）って、「クリ」の木き）の雌雄（しゆう）同（どう）株（かぶ）のようすを観察（かんさつ）しました。○で囲（かこ）っているところが、雌花（めばな）です。

　メリケントキンソウは、トゲが靴底（くつぞこ）などに刺（さ）さって移動（いどう）することで広（ひろ）がります。カラスノエンドウは実（み）みの皮（かわ）がよじれて種子（しゅし）が飛（と）ぶことで広（ひろ）がります。

　オッタチカタバミは、触（さわ）ると種（たね）が飛（と）び、アメリカフウロは、くるんと巻（ま）き上（うえ）がって種（たね）を飛（とばします。

　「ドクダミ」の観察（かんさつ）

　花（はな）は、先（さき）のとがった部分（ぶぶん）で白（しろ）く、花（はな）びらのように見（み）えるのは苞（ほうです。「薬効（やっこう）成分（せいぶん）があり、お茶（ちゃ）にすると体（からだ）にいいですよ。」と教（おし）えてもらいました。

「カワヂシャ」の観察（かんさつ）

　準（じゅん）絶滅（ぜつめつ）危惧種（きぐしゅ）。虫（むし）こぶがたくさんついていて、割（わ）ってみると中（なか）に小（ちい）さな虫（むし）がいます。

　そばに、特定（とくてい）外来（がいらい）生物（せいぶつ）のオオカワヂシャも花（はな）をさかせていましたが、抜（ぬ）き取（と）りました。

　水田（すいでん）の上（うえ）まで上（あ）がると、サラサウツギ、ナツメ、カリン、キンシバイ、ヒペリカムカルシナム等（とう）が観察（かんさつ）できました。

　よく似（に）ているようで、違（ちが）います。雄（お）しべ雌（め）しべの付（つ）き方（かた）、広（ひろ）がり方（かた）を観察（かんさつ）してください。

　なにわECOスクエア１階研修（けんしゅう）室（しつ）に戻（もど）るまでにクスダマメクサ、コナスビ、イ（イグサ科（か））も見（み）つけることができました。

　）研修（けんしゅう）室（しつ）では、クラフトを行（おこな）いました。今月（こんげつ）は稲（いな）わらで亀（かめ）を製作（せいさく）しました。

　最初（さいしょ）は、編（あ）むのに皆（みな）さん手（て）こずっておられましたが、可愛（かわい）い作品（さくひん）が、たくさんできました。

　次回（じかい）の草木（くさき）の日（ひ）は、7月（がつ）２3日（にち）（土）（ど）です。ぜひ、ご参加（さんか）ください。