海ごみゼロウィーク

5月（がつ）30日（にち）（ごみゼロの日（ひ））から6月（がつ）5日（にち）（環境（かんきょう）の日（ひ））を経（へ）て6月（がつ）8日（にち）（世界（せかい）海洋（かいよう）デー）前後（ぜんご）は「海（うみ）ごみゼロウィーク強化期間（きょうかげっかん）」。日本財団（にっぽんざいだん）と環境省（かんきょうしょう）が共同（きょうどう）で推進（すいしん）する、海洋（かいよう）ごみ削減（さくげん）に向（む）けた全国（ぜんこく）一斉（かずなり）清掃（せいそう）活動（かつどう）の推進（すいしん）期間（きかん）です。

どんな活動（かつどう）？

この取（と）り組（く）みは、海洋（かいよう）ごみ問題（もんだい）を周知（しゅうち）・啓発（けいはつ）するとともに、海洋（かいよう）ごみの流出（りゅうしゅつ）を少（すこ）しでも防（ふせ）ぐことを目的（もくてき）に実施（じっし）されています。

全国（ぜんこく）の個人（こじん）・団体（だんたい）・企業（きぎょう）・自治体（じちたい）へ呼（よ）びかけ、参加者（さんかしゃ）は青（あお）いTシャツや青（あお）いタオルなど青色（あおいろ）のアイテムを身（み）に着（つ）けてオリジナルごみ袋（ぶくろ）でごみ拾（ひろ）いを行（おこな）います。

海（うみ）の豊（ゆた）かさを守（まも）り未来（みらい）につなげる

今（いま）、世界（せかい）中（ちゅう）の海（うみ）で、ごみが増（ふ）え続（つづ）けています。2050年（ねん）には、海（うみ）のごみの量（りょう）が、魚（さかな）の量（りょう）を上回（うわまわ）ると言（い）われています。そんなに大量（たいりょう）のごみはいったいどこから来（く）るのでしょうか。

それは、わたしたち一人一人（ひとりひとり）が生活（せいかつ）する街（まち）からなのです。街（まち）で捨（す）てられたごみが水路（すいろ）や川（かわ）へ、やがては海（うみ）へと流（なが）されていきます。

最近（さいきん）よく耳（みみ）にするプラスチックごみもその一（ひと）つです。プラスチックは本来（ほんらい）自然（しぜん）界（かい）には存在（そんざい）しない物質（ぶっしつ）のため、自然（しぜん）にもどる性質（せいしつ）を持（も）ちません。やがては、人（ひと）にも食事（しょくじ）などをとおして入（い）り込（こ）みます。

海（うみ）ごみを削減（さくげん）し、海洋（かいよう）環境（かんきょう）を守（まも）ることは、SDGｓでも「持続（じぞく）可能（かのう）でよりよい世界（せかい）を目指（めざ）す17の国際（こくさい）目標（もくひょう）」の一（ひと）つ「14　海（うみ）の豊（ゆた）かさを守（まも）ろう（海洋（かいよう）と海洋（かいよう）資源（しげん）を持続（じぞく）可能（かのう）な開発（かいはつ）に向（む）けて保全（ほぜん）し、持続（じぞく）可能（かのう）な形（かたち）で利用（りよう）する）」として掲（かか）げられています。

ごみを出（だ）さない、ごみを捨（す）てない、ごみを拾（ひろ）う。

こういった身近（みぢか）な取（と）り組（く）みを日本（にほん）から世界（せかい）に、現在（げんざい）から未来（みらい）へとつなげませんか。

活動（かつどう）に参加（さんか）しよう！

一人一人（ひとりひとり）での取（と）り組（く）みはもちろん、仲間（なかま）といろいろな企画（きかく）に参加（さんか）することもできます。参加（さんか）方法（ほうほう）は、簡単（かんたん）です。

こちらをご覧（らん）ください。

“日本財団（にっぽんざいだん）　海（うみ）と日本（にほん）　海（うみ）ごみゼロウィーク”　
https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/

「海（うみ）ごみゼロウィーク」は2019年（ねん）から行（おこな）われ、今（いま）までにさまざまな取（と）り組（く）みが行（おこな）われています。 自分（じぶん）たちの活動（かつどう）を報告（ほうこく）することもできます。

“日本財団（にっぽんざいだん）　海（うみ）と日本（にほん）　海（うみ）ごみゼロウィーク　活動（かつどう）報告（ほうこく）一覧（いちらん）”　
https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/report/