おおさか環境ネットワーク会議レポート 令和7年度 第1回
日時:令和7年4月22日(火)18時~20時
会場:大阪市環境局第1会議室 あべのルシアス12階
出席者:
•一般財団法人 環境事業協会
•特定非営利活動法人 リアルにブルアース大阪(2名)
•特定非営利活動法人 木育フォーラム
•にしもく合同会社
•特定非営利活動法人 大阪環境カウンセラー協会
•特定非営利活動法人 イー・ビーイング
•なにわエコ会議
•環境局(2名)
•事務局(2名)
1 近況報告
年度初めにあたり、各団体の取り組みに関する簡単な紹介と近況報告を実施した。
事務局の紹介:新事務局として、以下のメンバーが参加した。
•株式会社JTB: 大阪教育事業部に在籍し、学校行事サポートや環境学習に数多く携わっている。
•株式会社アドバコム: 環境教育新聞「エコチル」を制作し、環境活動の普及に携わっている。
•大阪市環境局より2名。
各団体の活動紹介
特定非営利活動法人 リアルにブルアース大阪:
o市民共同発電所の運営を担っている。
o枚方市長尾にある生活協同組合おおさかパルコープながお店の屋根に1号機、安治川支所に2号機を共同設置した。
o「自分たちで使う電気は、自分たちで作る」を推進している。
特定非営利活動法人 木育フォーラム:
o元は材木屋が中心であったが、現在は大人向けの木材教室を実施している。
o木育(木に関する教育活動)として、出前授業(木と環境の話、木工での物づくり)を実施している。
oあべのハルカスなどで木に触れる活動も実施している。
o住宅開発で取り壊される公園樹木を廃棄せず、伐採木材を活用しベンチ製作を行い、地域住民に利用してもらう活動も実施している。
にしもく合同会社:
o岡山県で材木屋を営んでいる。
o製材時に出る「おがくず」の有効活用に取り組んでいる。
oおがくずを着色し、お絵描きやアートの工作材料として活用(OGAkKO)している。
o入浴アイテムなど、木材の全てを使い切る取り組みを実施している。
特定非営利活動法人 大阪環境カウンセラー協会:
o出前授業の問い合わせが増加している。
o枚方環境ネットワーク会議として「あっちっちサミット」を4回実施し、市民33名が参加、5つの市民宣言を作成した。
o枚方市村野の浄水場では太陽光発電を利用したイベントなども実施している。
特定非営利活動法人 イー・ビーイング:
o「環境×ウェルビーイング」が名称の由来であり、環境関係の様々なセミナーやイベントの企画・運営を行っている。
oSDGsをテーマとした活動が広がりを見せている。
o大阪・関西万博のイベントサポートを通じて、会場内の環境配慮(給水スポット、リユース食器など)を実感した。
なにわエコ会議:
o環境教育啓発部会で、イベントを通じた環境教育の啓発活動を行っている。
oエコすごろく: 環境に優しい生活(例: 冷蔵庫を頻繁に開けない)を考える内容。
o食べ残しゲーム: 人生ゲームに似た形式で、小学生(5・6年生)も楽しめる。
o工作活動も行うが、自然・環境への興味に繋がりにくい課題がありつつも、継続して活動している。
2 夏休み環境イベントの計画
日程: 2025年8月4日(月)に確定した。
会場: 大阪産業創造館 6階会議室全て(A・B・C・D・E)を確保済み(昨年と同仕様)。
出展: 各団体で出展の可否と内容を検討する。会議不参加団体にも声掛けを行い、参加可否を検討してもらう。
広報: 「タッチ」、「PTAだより」、「エコチル」を使用して広報を予定している。
o「タッチ」: 今年からオンラインマガジン化の予定である。学校へはQRコード付きチラシを配布予定だが、オンライン化による影響を懸念している。子ども向けの冊子であり、「タッチ」の活用は進める。
o「PTAだより」: 引き続き掲載依頼を予定しており、写真掲載が効果的である。配布範囲は各学校のPTA予算による。4月14日にエントリー締め切りが終了しているため、早急な広報が必要である。
o「いちょう並木」: 大人向けのため、今年は「タッチ」に一本化し、7月号への掲載募集は辞退する。
o学校への直接配布: 昨年は会場近隣校にチラシを配布した。今年は全校へのポスター掲示を検討する(JTBとアドバコムの協力も可能)。配布範囲は会場キャパシティを考慮し検討する。各教室への掲示や図書館への設置も提案された。
その他検討事項:
o開催時間: 10:30~12:45、13:30~16:00
o申込制は継続する
o参加率向上策: 早い時間に来た人には缶バッチのプレゼントなどの特典を付けるべきとの意見が出た。ドタキャン対策として、「キャンセル待ちがあるため、早めにキャンセル連絡を」と伝える方法があると提案があった。
oイベントタイトル: 変更せず「2025」を追記などが検討された。
o参加者の連絡先: 今年度限りの利用とするか、次年度以降も継続して参加呼びかけできる形にできないか検討する。
3 その他
大阪・関西万博における環境配慮(給水スポット、リース食器、リサイクルボトルなど)に関する情報交換が行われた。リース食器の運用には課題もある模様である。
4 閉会
次回以降の会議でイベント詳細を詰めていくことを確認し、閉会した。