なにわエコスタイル
瓜破西小学校「大和川の水質を調べてみよう」
エリア:
平野区
 カテゴリ:
保育園・幼稚園・小学校での講座
2019年10月15日 火曜日

瓜破西小学校の4年生は総合的な学習の時間に、身近な大和川がどんな川なのかを調べています。

今回は大和川の水質を調べる講座を行いました。

講師はNPO法人南港ウェットランドグループの皆さんです。

最初に講師から調査する内容についての説明があり、それから川の水際まで行って川の様子を観察しました。

川の中に靴やゴルフボール、掃除機など様々なごみが落ちているのを見つけたり、川底をさわった感触、川の水の色やにおいなどを調べました。数日前の台風で川の水量はやや多かったですが、水は透明で、においもあまりしませんでした。

川の水をバケツに汲んで河川敷へ戻り、パックテストを使ってCOD(化学的酸素要求量)を調べました。CODは水の中に含まれる有機物を酸化させるのに必要な酸素の量で、その数値から水の中に含まれる有機物の量、つまり水の汚れ具合を小学生でも手軽に調べることができます。

まずは水温を計ってパックテストを反応させる時間を調べ、パックテストが反応した色を見てCODの数値を調べます。

結果はCODが6~8mg/ℓ程度の数値が多く、「やや汚れている」という状況だったようです。魚の種類にもよりますが、魚が棲める水質の目安としてはCODの数値は5mg/ℓ以下だそうです。今回の結果はやや高い数値でしたが、台風の影響もあったのかもしれません。

調査の後に講師から、大和川の水質は昔に比べて改善されてきている事、森・川・海がつながっていて、陸から出たごみが川を通じて海に流れていき問題になっている事についてお話がありました。

今回はパックテストによる水質測定だけではなく、国土交通省の「河川水質の新しい指標」を参考にして、川の中のごみの多さや川底の様子など人々が楽しく安全にふれあえる川なのかどうかも調べました。想像していたよりも大和川は綺麗だと感じた子もいれば、汚れていると感じた子もいたようです。水質調査を通して子どもたちは身近な大和川を感じ、これからどんな川にしていきたいかを考えてもらう学習になりました。